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大人はどうしてなかよくしなさいっていうの? 子どもの問いへのネコタの答え

「学校の先生から、「けんかしないで、みんなとなかよくしなさい」と言われました。だけど、おとうさんもおかあさんも、会社の人とかおとなりのおばちゃんとかの悪口を言ってます。おとなだって、ほんとのなかよしじゃないと思います。なのにどうして、こどもにばっかり「みんなとなかよくしなさい」っておこるんですか。 」(まぐまぐジュニアより)

あなたは周りの人がけんかしているところを見てどう思いますか。いやだなぁと思いますか、それとも楽しいなぁと思いますか。ものごとでもできごとでも、それを見たときの感情の仕組みというのは、古い古い、まだ人間が歴史を持たないころ、どんな風にしたら生き残ることができたかのなごりなのです。
大体のばあい、けんかは、自分と他の人のやりたいことがぶつかったときにはじまります。けんかをしているひとは絶対的に自分が正しいと思っていますね。絶対負けたくないと思いますね。でも見ている人はいやですぐにやめてほしくなってとめたくなりますね。今でもこのような感情が残っているということは、そのどちらも必要なことだったからです。自分のいけんをきちんといえる人が長く生き残りたくさん子孫を残した、それでみんなけんかをしてしまうのです。一方でだれも他の人のけんかをとめないばあい集団の中の人数がへって他の集団と戦ったとき不利になりますから、やっぱりとめる人の方が多く生き残りたくさんの子孫を残したと考えられます。つまり、人がけんかすることとそれを止めようとすることは、社会生活をしている人間が、自分の意見を通しながら集団全体としてもうまくやっていくための感情のしくみなのです。
つまり、こどもに仲良くしなさいというのは、これで人間は長い間うまくやってきたんだよ、だから自分の意見ばかりいっていてはだめだよ、という大切な教えなのです。
そんな風にいわれると、じぶんたちのことをたなにあげて、とおこりたくもなるでしょうが、きみたちを育てている年頃の大人というのは私じしん含めもう繁殖を終え後は死ぬだけであるにもかかわらずひたすらにはたらいてそのかせぎを子どもにつぎ込み続ける哀しい身の上です(繁殖が終わった後長生きする生き物はあまり多くありません)。君たちは新しい細胞に満ちたきらきらしいのちです。そもそも君たちは勝っているわけだから、あんまりきびしい目で大人を見るのはやめてあげましょう。大人からのお願いです。
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テーマ : 子育て・教育
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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