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「世界で最も重要なビジネス書」ダイヤモンド社

国富論からトヨタ生産方式まで、名だたるビジネス書77冊を5ページ以内で紹介するという美味しいとこどりの本。
いかに利益を上げるか、いかに経営するか、いかに人を使うか…これらの問題がこれまでどのように論じられてきたのか、わかったような気になることができるお得な本である。

というわけで気になったトピック

「経験経済」
商品に付けうる最も高い付加価値は経験である。
→小説は情報でもものでもない、なんだろう、と思って居たことがある。それがこのトピックを読んで腑に落ちた。小説は経験なのだ。経験を売ることは可能なのだ。

「自然資本の経済」
「スモール・イズ・ビューティフル」
環境を視野に入れた経済のあり方を問うている

「セムラーイズム」
従業員が上司を雇うという非常に民主的克つ野心的な経営方法を実践、成功を収めた事例。
もっとも国民が議員を雇うという非常に民主的な政治の方法を実践してもどうも成功しているように見えない事例もあるが。

ハーバード流交渉術
インチキハウツー本みたいなタイトルから敬遠していたのだが、
●立場をめぐる交渉はするな
●「人」と「問題」とを区別せよ
●立場ではなく、利害に注目せよ
●双方の利益となる選択肢を発明せよ
●客観的な基準にこだわれ
という極普通の日常生活に応用できそうな交渉の原則について書かれている模様。読むとよさそうだ。

ピーターの法則
副題が創造的無能のすすめ、とある。
「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する」
素晴らしい真理である。
これはたとえば平社員で有能、係長でも有能だった人物が、部長に昇進した途端能力のキャパシティを超えて無能になる。するとそこで昇進が止まる、というようなことをさす。
暗澹とした気持ちになり、また苦笑いを浮かべたくもなり。

人をうごかす
言わずと知れたカーネギーの名著。非常にシンプルな、笹川会長あたりが実践してそうな人心掌握術の紹介。

五輪の書
武士としての心得がビジネスマンに通じるというのはわかるのだが、
「日本のビジネスマンは、これを販売キャンペーンを計画する際のハンドブックとして使っている」
というのはほんとうなんですか聞いたことがありません。これは「日本人は皆フジヤマゲイシャだ(意味がわかりません)」のような欧米人のファンタジックな日本観なのでしょうか。

やはり人によく読まれている、且つ実践的な問題についての書というのはためになるものです。ビジネス書というタイトルで敬遠せず読んでみてようございました。
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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