七草鍋。

毎年毎年七草粥のころになるとテンションが下がっておった。
粥などという脆弱な代物を三食のどこに持って来たらいいかわからんからだ。
朝食といわれても、子どもの好む目玉焼きには合わないし、はらにたまんねぇし、七草セットは皮剥いていいんだか悪いんだかわかんないようなミニチュア大根と蕪ときれいな雑草みたいな葉物で、刻んで塩粥に入れてもなんかこう盛り上がらん。

しかし、正月に御馳走攻めで疲れ果てた胃腸を休めるというコンセプトの慣習自体は好きなので、今回は考えた。

七草を鍋の締めのおじやに入れてみてはどうだろう。

というわけで
塩、醤油麹、京風出汁の素、ごくわずかな柚子胡椒
で仕立てた出し汁に
鶏団子、魚河岸揚げ、がんもどき、葱、白菜、榎茸、ホンシメジ
を具とした寄せ鍋を執り行い、残った具を浚った後、洗ってぬめりをご飯と大根、蕪の刻んだのを入れて煮なおし、やや歯応えが残る辺りで刻んだ葉物類を投入、蓋をして青みが鮮やかだが舌に触らない程度に蒸らしたものを頂いた。

献立の中で「七草粥だけ浮いた感」もなくなり、食べ応えもある、なかなかよいものとなった。

今後我が家では一月七日には七草鍋を執り行うこととする。
楽だしな!


Wikipediaによると、七草粥は想定以上にフリーダム。こりゃ締めのおじや採用もありだな。
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    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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