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今悲しげなあなたに捧げる言葉

これはあなたに向けて紡ぐ言葉です。

この私的な電脳空間は、私の心の投げ込み寺です。
むかし遊女の骸はどぶに捨てられたと聞きます。
そうして、それを不憫に思った人によって、その骸は浄閑寺に届けられ、供養されたと聞きます。
それと同じに、ここは、寄る辺を亡くした私の心の、最後の逝き場であるのです。

斯様を設けた理由はふたつ。

ひとつは、子どもらが、あのとき何故私がそのようであったのか、私が一体どのような考えのもとにそう働かざるをえなかったのか、それがわかるように。
子どもらがこれを見ようが見まいが構いません。
つまるところこれは、少しばかり汎用性のある、紙にしたらば束になるような、遺言状を兼ねた日記です。
子どもらにしたらば迷惑でしょうが、嵩張らないのは多分よろしい。

もうひとつは、あなたを扶けるためです。

人の悲しみは、それが深いものであればあるほど、存外他には明かせぬものです。
そうして人は、同じ色の悲しみを識っている人だけと、その悲しみをわかちあいたくなる。
なぜならそれは、他に明かせぬようなたちのものだからです。

私は、同じ色の悲しみを識ると思われる、いつかの誰かの独白に、大分扶けられて参りました。

だから、私も、いつかの誰かを扶けられるように、言葉を遺しているのです。

あなたと同じ悲しみを識っている私は此処に居ります。
あなたを扶けるために、私は私の屍に、ひとりで死んだ屍に、戒名付けて供養します。
その戒名を読みこんだ、もしもあなたを扶けられたら、それは勿怪の幸いです。
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こ…

子どもに誕生日祝いの小遣いを振り込む振り込むといっておきながら、口座番号すら忘れて再送信を依頼中の、この振り込む詐欺の犯人を、一つ殺っちまってくだせぇッッッ…!!!

やべーわー子どもの誕生日からもう二週間くらい経っちまうわーやべーわー。
悪気はないんだ! 忙しいだけなんだ!
(でもブログ書く)

というわけで、山之内案山子様、毎度毎度のコマメなツッコミありがとうございます。

ネコタ斑猫 拝

それで今日は、

何処のどいつを殺ってくれと仰るんで?
プロフィール

ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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