松本駅至近、相澤酒店で身請けした幻舞無濾過生原酒が美味かった件について

よい酒に出会うためにはよい酒屋を尋ねるのが手っ取り早い。

松本駅近く、パルコのあたりに、唎酒師である相澤節子さんの営む相澤酒店がある。
こちらで試飲をさせてもらい、
無濾過生原酒 川中島 幻舞 純米吟醸
を身請けした。

帰るなり封を開け、一口。
香りは華やか、全体押し付けがましいところはないが優しい甘さはらむいやなところのない酒である。
さてもさても良い味だ。
そういやあこれにはどんな器が合うだろう。
青ざめるような白磁、外は朱、縁に白を塗り残してうちは金泥で華やかにしたのがよいのではないだろうか。
そんなことを考えながら半分ほど飲んで、あとは冷蔵庫に入れておいた。

翌日飲んで、驚いた。
一日空気に触れただけで、恐ろしく甘く成熟している。
昨日のしんとしたどこか控えめな風情はどこへやら、全体が華やいで、甘くて甘くて、美しい女のようでしようがない。
こういうことがあるから、生酒は一度で飲み切ってはならないのだ。

(まるで遊女の水揚げに立ち会ったようで気恥ずかしかったのは内緒だ。)

もしあなたが酒飲みで、長野県に旅に来て、ちょっと珍しくて確実に美味い酒を探しているなら、相澤酒店を訪ねるといい。
必ずよいものが見つかるから。

相澤酒店


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  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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