旦那だったら別れてる。

今日は第二子のお誕生日なので一緒に選んだケーキをとりにいった。
いそいそと帰ったら子ども寝てるわけだ。いつものように。
優しく起こしますよ。誕生日だし。
したら「あと十分したら起きる」
そのまま二時間ですよ。
とりあえず腹減ったもんで自分だけご飯食べて11時に
「もう誕生日終わるよ! 」といっても起きない。
そのくせ起こさないと「お前が起こす努力をしなかったからケーキを食べそこねた」とかいいだす。
実際前自分が寝こけてて晩御飯食べそびれたとき「お前起こす努力したの? してないのになにゆってんの? 」とか言われたことがある。
んでこのパターンだとマジで朝まで起きないことがあるので
「お母さんは起こしたからね! ケーキ食べるよ! 」と一人で食べる。
30分位して起きてきて飯みて「こんなに食べられない」とか言い出す。
米麹漬けのポークソテー一枚、ズッキーニとホンシメジののドライトマト炒め少量、それにフライパンでできるフライドポテトだけなのに。
味噌汁もいらないと。
一方で今度のバザーの金券申し込み、「明日までなんだけどどうすんの? 」とか言い出す。
お前が出さなかったんだろうが。
んで今月のスケジュール表はというと、「なくした」
もう一度もらってこいというと「お母さんがもらってくればいい」
もう三年生で受験に関わることあるからというと「受験? まだずっと先なのに何いってんの? 」

旦那だったら別れてる。

さっき台所で何かを捨ててる音がした。とがめたら「フライドポテトだよ! しなしなで美味しくないんだよ! 」
作 り た て は う ま か っ た ん だ よ !

朝もまともに目覚まし鳴らさない。友達と遊ぶ日だけ妙に早く鳴らして心配して起こしにいくと「まだ大丈夫なんだようるさいなぁ」とかいいだす。
試験の日に何時に起こせというから起こしても起きない。妙な早朝に起きて勉強してたから安心してたらまた寝てる。んで十五分におこせっつから声かけても起きない。五分後にもう一度起こしたら「え、もう二十分かよ。何やってんの?」 と私を責める。

もう一度言う。

旦那だったら別れてる。

そういえば元旦那もとにかく寝ちまう奴だった。
日曜日だけ子どもをお風呂に入れてくれるよう頼んだ。サッカーチームに所属してた旦那は日曜日は私を伴って試合に行くのが常だった。日差しの強い数時間、元旦那が趣味に興じてるのを横目に子ども見てるだけってのは結局平日と同じなわけで、それでも元旦那が好きなことだからと我慢してついてった。うちにおったらそれこそ平日と同じだし。んで帰ってきて風呂入れてと頼むと簡単に引き受けてくれるけど僅かな隙に寝る。起こすからちゃんとお風呂入れてねっていうと大丈夫っていうけど何度起こしても起きなくて結局自分で風呂に入れた。土曜出勤も多い中、たった一日のお休み、元旦那のサッカーにつきあい、せめてお風呂入れてほしいって思っても、それもかなわなくてそういやぁ何度も泣いたもんだった。こんなことが辛いなんて自分はダメな嫁なのかって思ってさんざ自責した挙句酒に逃げたけど、ああ、こうやって書くと結構ひどいことされてたのかもしんないと思う。
挙句アルコール依存症治療一年がすぎた頃、元旦那の親が元旦那に「ネコタさんちゃんとがんばったんだからそろそろ一緒に暮らしたら」と復縁を迫った時に奴の隠し子つか隠し家庭が発覚した。

自分はとても無力な人間だと思う。
自分がなしたことは全て無よりも悪いものになる。
自分は誰とも暮らせない。
だから一人になりたいんだ。

職場の「あなたは一番の親友」「人生を素晴らしくするのは素晴らしい友人だっていうけどあなたがまさにそうね」と言ってくれていた女性もただ私をいいようにつかっていただけだった。最後の方はわがままを聞いているだけのような気がして辛かった。色々あってお薬とお酒のパワーでぶちきれて電話して会社も欠勤、一ヶ月後ようやく相談できた別の同僚に何があったかを要約して話したら「あなた、そんなに長く付き合っててあの人がわがままだってことに気付かなかったの? 」といわれた。
すごく楽になると共に、彼女にとてつもなく嫌悪感を覚えた。

でもそれを表明したら彼女と同じになると思って、ただ静かに過ごしている。

酒場の男性は、ずっと一人だったのを不思議がる。
でもさぁ、だめなんだよ。
誰かと一緒に楽しく暮らしている風景が全く思い浮かばないんだ。
だから、頼むからさ、ほっといてくれよ。
自分はさ、酒を家に持ち込むと一緒に薬飲んじゃってやらかしちゃうからさ、ただ、外で呑みたいだけなんだよ。
誰かと暮らすのは、もういやなんだ。
親でも、子どもでも。
頼むからほっといてくれ。
私は一人を選んできたんだから。

あ、この文章はちゃんとシラフで書いてますよ。
うちにお酒は持ち込まない自分ルールは守ってます。
そうしないと、色々やらかしますからね。色々。

あ、あと、子どもは自分でケーキ切って食べてました。
トップスのケーキ、うまいよね。

ああ。
なんか、どっかに帰りたい。
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ひよこ豆様、ありがとうございます! ありがとうございます! (号泣しながら

ありがとうございますー!
すいませんほんと大変なんですよ。ねー。ねー! ねー!!!
あいつら自分で目覚ましセットしないし体内時計もまともなの持ってないくせに要求だけは立派なんですよ!
お風呂のエピソードも、あれですよね、泣いていいんですよね?
なんかわかんなくなっちゃうんですよね、相手が余りに堂々としてると…。

いやもうほんと、嬉しいです。頑張りましょう。

ネコタ斑猫 拝

ああああー

コメントせずにいられなかったです!
この!起きない人を起こすってことの大変さが!!死ぬほどよくわかるんですもの。
起きない人に限って「起こし方が悪い・なんで起こしてくれなかったの」とか抜かすんですもの。
こっちも気分が悪くなるんで、もう、どうしたらいいんですかね…。
お風呂のエピソードも想像しただけで泣きそうです…。
プロフィール

ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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