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まゆにつばをつけて読んでほしい話

昨日帰途の電車内で起こった実話である。
是非まゆにつばをつけて読んでいただきたい。

遅くなったこともあって座席に座りぼーっとしていた。
いくつかの駅に停まった後、すぐ右にちょっとこうやけにみなりに気を遣っていそうな男性が座ったのを覚えた。
だがしげしげ見たわけではない。
ただ目の端に移った靴が浅いブラウンの上等であり、靴下は赤(←これは大変よく覚えている昔自分もそういう痛いコーディネートをしたことがあったので('A`))、パンツはぴしりと折りの入ったグレイ、上着が手入れの行き届いた丈の短い革ジャンであったであろうというほどだ。

そのうち眠たくなったのでうとうとしはじめた。

と、
「あーこんなに固くなっちゃった-」
「やばいなーやばいなー」
とささやく声がした。

右耳至近から聞こえてきたので
なんかこうあぶねーなーと思ってふっと目を開けたところ
右の男性がなにやら股間方面にやった手を動かしながらささやいておるではないか!

さぁここで寝たふりをしたほうがいいのかどうか考えた!

向かいの長座席にはたくさん人が座っている!

右も自重するだろう! (←弱気)

なのでまた寝たふりをした!

しかしながらささやきは大体上のよーな感じでずっと続き、なんかこう、ちょっと膝方面を触ららららられたような気もした!

(これ、あかんやつや! (゚Д゚;))

なので空いた隙にさりげなーく左に席を一つ移動し右を引き離した! 俺様の勝ちだ!

さて落ち着いて気がつかずに寝たふりをしようと思ったのに
さらにささやきは続く!
んでなんか右手にぞわぞわした感じを覚えたのでまたちょっと目を開けると
一つ空いた座席にやった左手をにじにじとこちらに寄せながら囁いているではないか!

こんな君の手が囁いているはいやだァァァァァ! 。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。

しかしながらこんなときの酔っ払いの思考とは以下のようなものだ!
(あ、こら、前記事であんなこと書いたのに言っちゃったよこの人! )

「やっべ、財布とられてねぇか? 」

なんか危機的な気分になって財布を探し中身を確かめ安心する素人。
んであったので
もうええわ
みたいな気分になってものすごい厳重にしまって感覚は全開にしながら目を閉じてみた。

したらまだ右の男性なんかいっとる!
「そう来たか! 」 

いや知らねぇよ('A`)
なにも来てねぇよ('A`)
来てねぇけどなんか動いてる気配がこぇぇよ('A`)
で、また目を開けてみた。

男性、左足組んでまたのとこでこっちに見えるように財布振っとった('A`)

マジ。マジマジマジマジ。マジマジマジマジマジマジマジマジ。

こちらいかにも寝ぼけてながら停車駅確認するために目さました風の顔してるけどなんかもうすごい危機感ありますよ。どうする? どうすんの俺ェェェ!!!???
ってかあのすいません向かいの座席に座ってる男性陣すげー見てない感出してますけどなんかのプレイですか!!!???
左手の角に座ってる女性だけなんかこっち気にしてくださってるんですけどどうすればいいんですか!!!???

起きることにしました。 (真顔で)

とりあえず不自然な感じでipod touch出してイヤホンで音楽聴きはじめてみました。(真顔で)

でもなんかまだ不穏を覚えるので右チラ見したら相変わらず手がにじってました。(真顔で)

なんで不自然な感じで鞄から本を取り出し広げてみました。(真顔で)

頭にはいりゃせんけど。(真顔で)


したら男性そのうち手を引っ込めてですね。
まだぶつぶついうてたんですけど
そのうち混み合う駅で乗ってきた男性に間に座られ
最終的には鎌倉駅で降りていきました。

何鎌倉超怖い。
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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