貧乳について、僕が話そう。-貧乳好きは嘘つきであるのか?-

僕はAカップのブラで隙間ができるレベルの貧乳だ。カップでいやぁAAA、これが株式の評価であれば大変すばらしいのだが実際には乳の評価でありそれはほぼへんぺーということだ。巨乳ハンターのまさ子さんと乳を並べる貧乳だ。一方で僕はあらゆる乳の探究家でもある。そんな僕が「貧乳好きは嘘つきである」というはてな匿名ダイアリーを拝読した。なかなか面白いので、長年重度の貧乳をわずらい、にもかかわらず恋愛し乳をめでられること数知れず、今も貧乳を気にしない男性陣にモテモテのいやみの権化のような私が考察してみようと思う。
(いやちょっとうそこきました。数知れなくはおりませんな。あとモテモテといってもいざことに及ぶとどうなるかわかりませんな。とはいえあまり評判が芳しくなかったのは巨乳の女性としっぽりした仲になったときくらいだったのでまぁリアル体験についてはそんな程度の認識でお願いいたします。)

さて。

件の文章を転載させていただき、緻密に検討してみよう。


「貧乳好きという存在が僕は理解できないでいた。進化心理学から考えれば、おっぱいが大きく、おしりがおおきい女性の方が母体として優秀である。」
不勉強ゆえ推察するしかないが、ここでいう進化心理学とはデズモント・モリスの論をさしているとと思われる。ただ、モリスの論では豊満なおっぱいはおしりのダミーであり繁殖可能であるという状態の顕示に過ぎないとされている。ちなみに受胎のしやすさは乳関係なくウェストとヒップの比率にあることは周知のとおりだ。なので、母体としての優秀性を論じるなら、おしりの大きさ(もっといえば骨盤の大きさ)から論じるべきであるとは思う。なお、経産婦としての実体験であるが、意外なことに、貧乳でも乳腺と骨盤さえ発達しておれば十分に母体としての用を足すことができるのだ。さらに、巨乳過ぎると脂肪に圧迫され乳腺が開きづらいらしい。

「したがって、男性はおっぱいの大きい女性にひかれるのが当然のはずだ。しかし、なぜか貧乳好きは母体として劣る女性を好むという。謎である。」
ここの「当然」がわなである。上記で論じたように、おっぱいの大きさは必ずしも生殖能力に比例するものではない。むしろここまでシビアな現状をかんがみると、卵子そのもののイキのよさや卵子と精子の相性なぞを論ずべきであると思う。
繰り返し言うが、乳腺さえ十全に発達しておれば、授乳には問題ない。事実、AAAの私は二人の子供を母乳だけで育て上げた。いったいこんな貧相な乳にどんな底力が? と思われるであろう。しかしながらたとえば国立科学博物館で原始の日本人を見てみるといい。その乳房はかーなーりー貧相だ。にしても私よりもあるのは絶望を導くが。
つまり、
授乳能力と乳のでかさはまったく別
ということを書き手にはよく認識していただきたい。

「Aカップのおっぱいなど、板に干し乳首を並べたようで見るからに貧相だ。とてもじゃないが性欲を催せない。」
おっしゃるとおりである。私も以前乳首を干し葡萄といわれて泣いた。ちなみに干し葡萄化するのは二人目授乳以降の話である。仕事をやり遂げた乳である。元来の乳は結構かわいいぞ。そこは書き手のより深い観察を求めたい。

「にもかかわらず、貧乳好きは「ひんぬーがいい」という。これはおかしい。」
ここで論は転回する。結局書き手は、
・生殖能力が劣る(と誤認している)から貧乳ダメダシなのか
・いたちじゃねぇけど「まないたに干し葡萄」という見た目の駄目さによって貧乳ダメダシなのか
一緒くたにしてしまっている。これは論として崩落しかけている。

「ひんぬーが好きという友人に「たとえば、どんなのがいいの?」と聞いた。友人はスマートフォンを取り出し、画像を検索した後、「こういうのがいい」と画像を見せてくれた。

そこには、ブロンドの天使のような貧乳の女性がいた。確かに、美しい。

しかし、僕はふと思ったのだ。「これは美人だから貧乳でも許せるのではないか。美人ならなんだって許せる。佐々木希についているチンコならば舐められるのではないか」と。」

これは正しい。美人なれば貧乳でも許せる。佐々木希についてるチンコであればなめられる。ちょっとこう細身のね、ややむけかかったのがですね、「事に臨まんと欲した時 乙女の一部位が男子と化す!」ばりに組み敷いた希ちゃんの股間からひそやかに伸び上がってきていたらですね、そらあもうそんなもんあらゆる規定を吹っ飛ばして責めまくりますよ。希ちゃんの羞恥ごとほおばりますよ。何もかも受け入れますよ。だって希ちゃんだから。

ね。

ここで納得したでしょ。

つまり、「貧乳だから」じゃないんですよ。
たった一人、この世にいる、特定の誰かだから、なんですよ。

「僕、訪ねて曰く。「では、ブスの場合はどうか。ブスが干し乳首のような貧乳だったとき、それでも好きといえるだろうか?いや、いえない」

友、答えて曰く。「……」

僕、曰く。「それは貧乳が好きなのではなく、貧乳の「美人」が好きなのである。貧乳そのものを愛せなければ、貧乳好きとは言えない。では、ブスの巨乳とブスの貧乳、どちらが良いか?」

友、答えて曰く。「どちらもふさわしくないだろう」

僕、曰く。「では、ブスの貧乳とブスの巨乳を両方、ぶつけてみたら、どちらが勝つか」

彼は答えられなかった。これが矛盾の語源である。」

中国の故事っぽくまとめてるこのあたりは多分書き手さんもめんどくさくなってたんでしょうが、結局ここでもいえるのは、美人云々ではなく
「貧乳であったとしても、たった一人、この世にいる、特定の誰か」
への愛着ではないかと思います。

醜女美人の閾値も人によってままあるものです。貧乳の閾値もまたしかり。そのあたりで下記あとがき問題もほぼ解決します。

「要するにさ、貧乳好きは「貧乳の美人」「貧乳の少女」が好きなだけで、貧乳の成人ブスが好きなわけではないよね。だから、貧乳好きとはいえない。巨乳のブスには需要があっても、貧乳のブスが好きって男はまずいない。男が「この子はおっぱいが大きいから好き」と惹かれるように、「貧乳」というだけで惹かれる男性はこの世に存在するのだろうか、いや存在しない。

ちなみに、男のいう「ほどほどの美乳がいい」という場合の「ほどほど」はCカップ後半〜Dカップが想定されている。本当の意味での貧乳を純粋に愛する男性はいないんじゃないか。「貧乳」自体に需要は存在しない。


そんなことを、自分の粗チンをねぶりながら、ふと、考えた。」

さりげなく終盤でちびっこちんこの割にはセルフフェラだってできるんだよーんという自身のすさまじき柔軟性を誇示してくるあたりがすごいと思うのですが、まぁあれです、この議論には全体個体という視点が欠落している。人は人を属性のみで愛するわけではない。だから属性前面に押し出した「何々だから好き」よりも属性を減点した「何々だけど好き」のほうが圧倒的に多い。何しろ世界には完璧超人は大層少のうございますからな。

というわけで、本記事で申し上げたかったことは

1 生殖能力は乳のみでは測れん むしろ骨盤を見よ!
2 人が好きになる要因はパーツや属性のみではない 総合判断を見誤ると却って駄目物件に生涯悩まされる羽目になるぞ!

の二点です。

あとですね。

これは純然たる蛇足なんですが、
巨乳はね、大変ですよ。
年経ると。
若いころはキャッチーですよ。僕も正直大好きです。個人的にすきなのはCあたりのちょっと奥ゆかしい感じの適乳。手にちょうど収まるタイプ。
でもそれ以上になると
天然ものなら仰向けになれば横に流れるわ
年経れば重力に負けてどんどんたれるわ
あれですよ、自分の知り合いの先輩ですげー巨乳さまがおったんですが
40過ぎたあたりからカップつきキャミソールつけててもいつのまにか乳がカップの下に落ちてヨツメウオみたいになってたみたいな体験談聞いちゃったりしましたからね。
あとなんかもう一人職場の巨乳さまによるとバックでやるとアメリカンクラッカーみたいに乳がパンパンぶつかるらしいですからね。
さらにいうと水木しげる先生描くとこのやまんばなんか、背中にしょった赤子に乳やるのにたれきったぬか袋みてーな乳をクロスで肩にかけてますからね。
うん、まぁ、小さくとも大きくともいろいろあるわけです。

そして貧乳にはそのような悩みがない。
垂れるといってもへそまでいくようなことにはならない。
ブラジャーに丸めて収めねばならないようなことにもならない。
また、現在発達しまくったすんばらしき寄せてあげてさらに底上げするようなものを用立てさえしなければ、正直爺さんならぬ正直貧乳ということで、いとしい人に剥かれた際にも虚偽誇大でジャロに通報されることもないと推察されます。

だから、もちろん書き手の方のご趣味は尊重したいながら、
唯一申し上げ修正をお願いしたいのは、
「貧乳は生殖能力が劣っている」
という一点のみでございます。

なお自分は重度の祖チンの方と手合わせしたことはないのですが、貧乳がそうであるように、精子を生産する能力さえ十全であれば、たといものが小さくとも、生殖能力が劣っていると判断することはできないと思いますよ。
あなたの体全部を使ってあなたの彼女を気持ちよくしてあげられれば、それで、おにゃのこは満足します。

ちなみにじぶんのひんそーなちちでこれまでの相手が満足していたかはわかりません。
んが、ちちという属性のパラメーターが大変低くても、それ以外の点で努力した結果、心地よさを共有できていると確信しております。

以上、僕のブログで拍手コメントくださった愛読者さんに送ります。
何かまた悩み事があったらお伝えください。
僕なりですが、お返事いたします。
ただしその際はもれなくブログで野ざらしになることご承知ください。
あなたが悩んでいることは多分多くの方も悩んでおられること。
なれば僕はあなたごとその人たちにも届けたいのです。

イジョー!



おまけ
僕にとっての至高の貧乳。すべての乳好きはこの美しい貧乳にひれ伏せ! 岸田メル先生ハラショー!



駄文にゅうすさま、記事の紹介ありがとうございました!
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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