スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日枝神社でリアル巫女さんが煎れた大福茶のお振る舞いがある件について

日枝神社で春茶会をやると聞き込んで参った。

溜池山王は山王パークタワーを右手に出ると大変な大鳥居がある。それが日枝神社である。徳川家とご縁があるらしく、宝物殿には嫡子が元服する都度奉納された刀剣が収められている。また、山王祭が近くなると、ものすごいボリューミーな山車が収められている倉庫がオープンになる。なんかまぁいろいろすごいところなんである。

で、その大変な鳥居をずっと上がっていくと、一本の大振りの桜がある。参拝客を迎えるように広く低く枝を張った末広とでも言いたくなるような桜である。その下に朱の毛氈を敷いた台があり、髪を奉書でまとめた巫女さんが端然と座っておられる。

chakai3.jpg


周りには椅子と長机が置かれ、呆と見とれていると優しげなこれはまた別の巫女さんに座るよう勧められる。一礼して腰掛けると、じき、梅干と昆布の入った大福茶なるものが出てきた。

chakai2.jpg

この大福茶、起源は空也上人にまで遡る。なんでも疫病が流行したとき、空也上人がこちらを民に振舞ったところ、疫病が沈静化したという。中々に有難い、いかにも春らしい縁起のお茶である。
口に含んだ。滋味である。疫病への即効性があるとは思えないが、病み疲れた人々にとって、いかにも救いや支えになりそうな味である。
絵巻のような一連に至極満足した私は、馳走の礼を告げ、裏手にある千本鳥居の如き参拝道から、花びらに送られるようにしてゆるゆると帰途についた。

佳い日であった。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

鎌面義兄さま、こちらこそはじめまして。

この方多分プロです。なんてんですか、多分煎茶道たしなんでらっしゃる神社づきの巫女さんです。
もう姿勢とかがほんと端然としてましてですね、嗜みのない自分なんかつまみだされるんじゃねーかくらいの。
そんなビビってるわりにはきっちり写真撮ったわけですが、とりあえず、
巫 女 さ ん は よ い も の だ 。
という、こう、心の内から湧き上がってくる熱いなにものかを共有できれば幸いです。

では!

ネコタ斑猫 拝

しゅんさま、レス遅れてすみません。

すいません私はいつもずるして横のエスカレーター使ってます。雨ざらしなのにメンテナンス行き届いてて素敵なアレです。
日枝神社では春に限らず折に触れてお茶会をやっているので大変楽しうございます。
来年度はまだ記載されていませんが、日程については下記がご参考になるかと存じます。。
http://www.hiejinja.net/jinja/hie/kouza/hiyoshi/
あそこの神社、ものすごい種類の絵馬出すんですが、中にさりげなーく萌え絵馬混じってたりして、なかなか侮れないところです。

では!

ネコタ斑猫 拝

初めまして

リアル巫女さんにお茶を振舞って貰えるとは・・・いいですね!
私も初詣でリアル巫女さんを見た事がありますが、巫女さんには神秘的な雰囲気があります。
学生バイトだと分かっててもつい、惹かれてしまいます!
そして、出されたお茶も縁起が良さそうです。

No title

春茶会でお茶を出していただけるんですね。桜もきれいだし、いいなあ。
いい情報をありがとうございます。会社の人に教えてあげよ。来年まで憶えていられればいいけど。

会社の健康診断が通りを挟んだところでやってまして、それが終わったら毎年、日枝神社に寄ってました。あの急な石段を登れればそれだけで健康な気がする。
神社の横手に、奉納された日本酒の樽がたくさん並んでいて、それを眺めるのが好きだったんですよね。

春茶会の日に、健康診断の予約がちゃんと入れられるかが勝負だなあ。

プロフィール

ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
検索フォーム
最近の記事
カテゴリ
リンク
最近のコメント
月別アーカイブ
RSSリンク
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。