ぼくがかんがえたベストオブアキバ観光

とても趣味の合う友人が旦那さんの都合でシンガポールに転勤になるので
日本の底力ヲタ力を再認してもらおうと画策し
「僕が考えたベストオブアキバ観光」を企画して参りました。

先ずは時事ネタで悪いんですが、
大友克洋GENGA展に。

これがまぁ凄まじいのなんの。

マンガ生原稿については、
平野耕太先生、
荒木飛呂彦先生、
あずまきよひこ先生、
手塚治虫先生、
オノナツメ先生、
ツジトモ先生
あたりを拝見したことがあるんですが、
大友先生の生原稿が一番怖かった。

最初から完成してるから。

自分が拝見した中で一番作業感があったのが、マンガミーツルーブルで見た荒木先生の生原稿。
モノは「岸部露伴ルーブルへ行く」だったので
週刊連載の忙しさからは既に離れていたはずなんですが、
背景は写真スキャンして取り込んだり、
切り張りだらけだったり、
なんというか、他のおフランスの漫画家さんの原稿に比べると
職人芸的手作業感が凄かった。
多分週刊連載を長くこなしてきたが故のスピードと完成度を双方満たすために編み出された究極手法だと思うんですけども
いやもうほんと凄いの。

次に凄かったのが平野耕太先生。

ヘルシング最終回間際、ロリカードとかのあたりをアキバヨドバシで拝見したんですが
もう髪の毛のぬめったような質感とかかっこいいんですよ。
ホワイトとかもがしがし飛ばしたりしてるし
描線も力入ってるし
インク量の厚みがすごいっつーか
なんかもうやっぱりこれも職人芸的手作業で描かれてたんですよ。

あずま先生はよつばとを見たんですが
これもまた実に丁寧な描線とかホワイトとかトーン削り出しとかで
職人感がスゴイ。

総合すると、
なんてんですか、
どれもこれも「工作物」に近い感じがするんですよ。
アートっつーよりも「人が手で作り上げたもの」という。

大友先生にはそれがなかった。
なんとまぁ今回はAKIRAの全頁の生原稿を展示と言う暴力的な試みが行われていたんですが(たまに抜けてたケド)、
最初のページからから最後のページまで(さらにいうなら初作品集「ショートピース」あたりから最近の自転車モノイラストに至るまで)
完成度が恐ろしくフラットなんですよ。
ヒトコマヒトコマ、一ページ一ページ、全てを同じスピードで読むことが出来る。
構図に、描線に、そして物語の筋に、全くよどみがない。

おっかねぇ話です。

まるで、夏目漱石の夢十夜です。

で、アキバ観光の話に戻りますと。

この後彼女が将門の首塚には詣でたことがあるけど
ボデーには詣でてないってんで
神田明神にお参り。

なんかね、片詣りっぽいじゃないですか。ある意味。

で宝物殿で刺青とか木彫りのごっつい神輿っぽいのとかみて盛り上がった後。

シャッツキステに行きましてね。

ここ私設図書館を名乗ってるくせに
メイドさんたちが劇団入っててどうもにぎやかに過ぎるんですが
しっとりした雰囲気とクラシカルなロングメイド服とメイドさんたちのクオリティの高さという
静謐売り渡しても余りある利点があるので
御案内しておきました。

その後は
アキバのうまいもんといやぁここだろ! の
架橋米線で一杯。
ホットペッパーのクーポン使ってさんざん飲み食いして二人で5000円で済ませた後は
〆にボークスでスーパードルフィーを御紹介してきました。

やはり海外に行く人には
日本の一番のハイスペックを見せておきたいですからね!

というわけで
僕が考えたベストオブアキバ観光、
もしよろしければ、何方かを御案内する際のご参考にドゾー!

あ、大友克洋GENGA展にいらっしゃる方、童夢の名場面と関西電気保安協会の宣伝イラストを見逃すな!
あれはいいものだ。
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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