スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鎌倉国宝館で開催中の「鎌倉×密教」展行ってきた

当該記事を書こうとして検索したところのっけから誤認していたことが判明。

鎌倉の国宝館、鎌倉の八幡宮の敷地内にあるもんだから八幡宮の持ち物だと思ってたら
鎌倉市の施設でした。

いやーなんでも調べてみるもんよNEー!

というわけで
気を取り直して
HUNTER×HUNTER鎌倉×密教展鑑賞感想ご報告会ー! (どんどんぱふぱふー)

いや展覧会の名前ちょっとセンスいいですよね。僕は好きです。

さて、こちらの展覧会、
「鎌倉っていうとガッコの歴史の授業とかでやったもんだから
鎌倉新仏教(禅宗や律宗、あるいは浄土宗や日蓮宗)メインだと思われがちだけど
実は八幡宮とかも母体は密教だったんだよー!
そのあたりちょっと知られてないところを今回秘仏も含めて大・大・大公開しちゃう! 」
というようなコンセプトで開かれております。
(ちょっと表現砕いておりますが
大体合ってると思います)

で、どうだったか。

結論から申しますと
非常に佳いものでした

やはり世間的にはあまり知られていなかった、(というより私個人もあまり認識しておらなんだ)
鎌倉における密教にスポットを当てた点、
土地柄か題箋の英語表記が比較的充実していた点
(これ外国人好きだろっていうテーマの国立系特別展でも
がっつり日本語表記だけというのがままある中
こんな小規模の展覧会で
英語併記があるというのは非常に素敵です)、
展示替えあるけど実に70点という出品数の充実ぶり、
(参考:出品目録
内重要文化財20点
県指定文化財16点
各市指定文化財10点、
京都や奈良の遠方からも参戦有、
更に鎌倉の国宝館そのものが国の登録文化財であり
昭和三年に開館したモダンでありながら歴史を感じさせる建物の中で見事な仏像を鑑賞するというのは
実にすばらしい体験でありました。
展示品も
仏像から曼荼羅含む密教絵画群、絵巻、法具から歴史的墨書に至るまで
実に多彩。
解説も美文にして肝要、展示品間の関係などについても記載されており
(七星如意輪曼荼羅が異国降伏御祈祷記において言及されている、など)
仔細に読めば読むほど歓心をそそられる作りになっております。
総論として、この展覧会が
時代を越えて展開された鎌倉の密教曼荼羅そのものであるといってよいほどの
緻密な構成になっているように思われました。

難と言わば
出品目録は入口でチラシと一緒に配布するようにしても良かったのではないか
作品保護のためとはいえ全体的に照明ちょっと暗すぎね?
題箋すげー一所懸命見たつもりだけど
結局どれが秘仏かわからなんだわー
くらいでしょーかねー。

何しろこんだけのクオリティで
一般600円という秀逸っぷりなので
これはもう
八幡宮行くなら
ついでに立ち寄ってみるしかないでショ!

因みに私的美品:
大日如来坐像 小田原 宝金剛寺
文殊菩薩坐像 鎌倉 極楽寺
普賢菩薩坐像 箱根 興福院(最初幸福インとか変換されてちょっと聖☆おにいさん的に)
如意輪観音菩薩像 個人蔵(こんな個人蔵のものなかなかお目にかかる機会ないだろうから超感動 つかこんなもん所蔵してるうちってどんな名家だよ)

でですね。

私はですね、
前々からですね、
密教の仏様って多種多様過ぎてね?
系統樹的にもちょっとやんちゃ過ぎてね?
やばくね?

とか思ってたんですけども
今回の展覧会見て
もー密教の仏様と言うのは
元寇をステルス攻撃したり
義経を索敵したり

要は
汎用仏型兵器みたいなもんだったということを理解しまして。
だからですね
如意輪観音とか
ルックスは超美形だけど
実は如意宝珠が変化したものってことはつまり、
何あなたは要は玉なの? なんでも願いの叶う玉なの? 
あーアレね、七つ集めるとギャルのパンティくれるアレみたいなやつなのねー

とか
黄金剛御童子像使った修法が滋賀県の園城寺秘伝とか言ってるけど
遊戯王で言うと
ぼくがかんがえたすごいオリジナルカード(効果:敵に1万のダメージ)みたいな話じゃね?
とか
そー考えてくと
密教とかって
歴史あるもんだから矢鱈立派な印象あるけど
国取合戦やってたえらーいヒトタチに招聘された呪師連が大真面目に
「うちはこんなオリキャラ作る! 効果はどんな願いも叶う! 」
「おまそれ抜け駆け! じゃーうちはこんなオリキャラ! 効果は好きな女とのラブ必中! 」
「うちなんかライフポイント全回復! 天使の息吹カード! 」
「何ィ! ならばうちは五体全て召喚すればどんな敵も殲滅する最凶アサシン軍団投入! 」

とかリアルにやってたのの集大成なんだなーとか
もう観覧中楽しくて楽しくてしょーがんなかったですよ。マジで。

ジャパニーズ仏教ってば
超ストイックな 仏☆陀 の教えとか吹っ飛ばして
インドの神様大量輸入したり
日本の神様って実はみんな仏様でした! みたいな
ヒラコーの以下略でいうところの
「あなたは実はジングォン派でしたよ? 
お疲れ様でした」

的な展開が横行しててですねー。

いやほんと面白いですよねー仏教。

あと今回の展覧会でー。
弘法大師と八幡神像のペア掛け軸みたんすけどー。
あれ
弘法大師が唐に渡る船の上にー。
八幡神(=応神天皇)がお坊さんのカッコで現れちゃったもんだからー。
折角だし記念にお互いの姿を絵に描いてみちゃったYO! という
冷静に考えたら脳が沸いてるとしか思えねーよーなコンセプトの図像なんですねー。

いやもー密教最強。色んな意味で。

というわけでですね。
あらゆる意味で面白いこと保証付き! の
鎌倉×密教
ぜひお越し下さりませ!










関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ふくちゃんさん、コメントありがとございました!

いやー食いついて下さってありがとーございます!
今回の展覧会、テーマが求心的で、非常にわかりやすかった。
ただ並べるのではなく、この作品をこのように集めたわけはこれである、という明確な意識のある企画展、やっぱりいいものですねぇ。
鎌倉時代の仏教の役割が理解できたように思われます。

ところで、連載物の第一話、そのうちお届けいただけるんでしょーか…。
実は待ってます。

では!
ネコタ斑猫 拝

鎌倉仏教徒ですか

おんもしろそう~! 島根で出張展示やってくんないかな……古事記1300年記念ということで(なんやそれ)。
プロフィール

ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
検索フォーム
最近の記事
カテゴリ
リンク
最近のコメント
月別アーカイブ
RSSリンク
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。