神奈川県立歴史博物館で開催中の天狗推参! を観てきました

日本で
「魔物なのか神様なのかはっきりしてくれよ選手権」
を開いた場合早々に殿堂入りするであろう三傑といやぁ
天狗
河童
稲荷の狐
に決まっている。

本展覧会は
これら
形と名前だけはおなじみだけどその他のことはイマイチわかってねぇうちの一
天狗
を主題に据えた意欲的な企画展である。

いやもうこれがすんごい面白いの。
先ず入り口に仕掛けアリアリ。
自分みたいに金曜の夜ひとけないときに行ってみなさいって。マジビビるって。
もうね、敬いますよ。天狗を。取り急ぎ。
絶対コレわかっててやってんだろっていう。館長あんたすげぇよ。忘れてた信仰心的な何かを思い出させてくれるよ。
もうその後もあるあるのオンパレード。うん、やっぱ天狗っていやぁ日本書紀っすよね! アマツキツネ超サイコー! 山海経展示もありすか! 超ラッキー!
是害坊絵巻超達筆! 狩野探幽っすか! そらパネェっすよね!
もちろん天狗絵巻外せねぇっすよねー。
ヤッべ! 絵本和漢の書ヤッべ! うますぎ! なにこの神構図! 北斎? そら勝てねーわー。
妖霊星キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
更に役行者キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
てか舞楽面の胡徳楽これチンコだろ? なにこのチンコ? 控えろよお前玉と亀頭過ぎるだろ。 
え? この天狗の爪初公開? でかっっっ! てかこれ明らかに鮫の歯の化石だろ! 借りた序にこっそり調査しちゃえよ!
あーやっぱ〆は井上圓了と柳田國男ですよネー。妖怪博士出てこねーと落ち着かねーわー。

とゆー
天狗好きには
「おお、あの資料の実物がここにもあそこにも! 」
という大興奮の展覧会である。
もう最初っから最後までフル勃起モンでしたよ。
天狗だけにな! (おっさんだー)

自分が天狗調べてて不審だったのは
あのスットンキョーな造型満載の密教の仏像の中に
鼻高のルーツが見られなかったことにありました。
本展覧会ではそのあたり
舞楽面

猿田彦
に訪ねており
その造型を並べられると鳴る程腑に落ちるものではありました。

今回自分が知りながら展示になかったのが唯一
天狗の麦飯
だったのですが
ググると考察が出てきました。いい時代だネー。

あと特筆したいのが
図録。
こちら総頁167、豊富な図録(展示品の他参考図画も満載!) 緻密な論考がっつり掲載されておりながら
たった1200円
という粉骨砕身価格。
なにこの一人価格破壊!
と思ったら
写真とかこの館の方が撮っておられるんですなー。
大体図録2000円上のこの時代に
このクオリティでこの価格はほんとスゴイ!
県立歴史博物館の心意気を見たぜ!
ありがとうございます!

とゆーわけで
民俗学に一度でも関心をお持ちになったことがあらばこの素晴らしく野心的な特別展を見逃す手はねぇですぜ!
行くべし! 行くべし! 行くべし!

tengu.jpg

天狗推参!!
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
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