自分が見たことある中で一番のお金持ちのはなし

うちの父方のじいさんが英語のできる公認会計士だったご縁で
神戸あたりのすっげー金持ちの外人さん(超品の良い老婦人)のお宅に何度か伺ったことがある。
まだ小学低学年の時分なのでおよそ30年は前の話として聞いてもらいたい。

・ゆけどもゆけどもゴルフ場みてーなすげー手入れの行き届いたグリーンの敷地をお持ちだった個人宅なのに
・更に舗装道路またいでた個人宅なのに
・でテニスコートみてーに道路側に網が張ってあった個人宅なのに
・地下室があってエレベーターがあった個人宅なのに
・老婦人は確か未婚でおられたのだが、弟さんがアフリカで狩りをするのが趣味
・で地下室には象脚を加工した椅子やらライオンさんの剥製やらがみっちりと

さっぱり憶えてないけど多分お宅も
漫画で出てくるお金持ち
みたいな建物だったんだろう。

ああいう
頭の蓋が開くよーなレベル
のお金持ちを見てしまって
生半可な小金持ちに太刀打ち出来る由もねぇと思わずにおれようか。
そも自分の身の上からして
小金持ちなぞ望むべくもなく
体もそれほど丈夫でないし
つつましく暮らしうるだけの実入りを保って
死ぬまでなんとか凌げたらという心持ちでゐるのだが。

ただ
日本の大学教育については色々言われているけれども
学歴云々でなく子どもは学問に触れることのできる場に行かせたい。
自分のような身の上の人間における困難は承知しているが
そればかりはなんとかしたいと思っている。

「自分が知ってるスゲェ奴」の間口を広げるために。
モノの学び方を身に付けるために。
覚束ずとも
世界の途方もなさを推し量ることができるようになるために。

子どもにはこの世界を下支えする知と
それを絶えず研ぎ澄ましている人々を
正しく尊ぶ人間になって欲しい。

さぁそんくらい稼げるかどうか('A`)
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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