パニック障害とその経過についてのメモ

経過
三年程前に不整脈、手足の痺れ、過換気、不安感などの症状に見まわれ循環器科を訪ねたところ、不整脈は発生しているが健康には全く問題のない性質のものと診断された。今思えばこれがパニック症候群の最初の兆候であった。この頃から寝付きに問題があることを自覚、就寝時マイスリーを5mgずつ服用するようになる。

昨年八月頃に疲労感がとれなくなり不安感が極まって職場で涙が止まらなくなる。これは明らかに精神状態がまずいと判断し心療内科へ。欝の初期症状と診断されとりあえずデパスとマイスリーとメイラックスを処方される。メイラックスを服用するとどうも脳がぼんやりして不可ないということで服用は一度で止め、不安感が強いときのみデパスを服用しながら寛解を待った。医師や家族に話を聞いてもらうことで落ち着きを取り戻し二週間ほどで復調、マイスリーのみ服用の状態に戻った。なおこのとき問題として上がったのは家族関係を中心とした精神情況が主であり、身体的な疲労を自覚することはなかった。

年末に疲労感と手足の痺れ、過換気、強い不安感と
ちょっとしたことで泣き出しそうな精神状態
が数日続きこれはいかんと再び心療内科(職場近くて便利なのでいつもマイスリーを処方して頂いていたところ、8月に尋ねた病院とは別)を訪ね症状を伝えたところ疲労からくるパニックアタック、欝の初期症状でもあると診断され、今のあなたにはこれが一番よいとパキシルを処方される。前回デパスのみでなんとかやり過ごした自分としては辞めづらく副作用も厳しいと評判のお薬をいきなり処方されたのに正直驚愕、色々調べ周囲にも相談、最終的に「今ぐらいの症状ならなしでなんとかなるよ、長くなるから服用はやめときなさい」と私のゴーストにまで囁かれたので結局飲むのをやめる。一方で「疲労から」と断定されたことから自分の置かれた状況が物理的に厳しいものであることを再認、思い切って身の回りを整理することを真剣に考え、同時に情況を家族に伝え共有と協力を求めた。一週間後の再診の際にパキシルは服用しなかったこと、周囲の人に話をしたら協力してもらえそうなのでなんとかなりそうなことを伝え、デパスとマイスリーのみの処方に納めた。
因みにその翌月「「うつ百万人」陰に新薬?販売高と患者数比例」とのニュースが流れ、なんとなく命拾いした気分になる。

現在は最高にハイってやつだァー! 並に快調な日が週に一日(これはこれで却って心配)、デパスを服用する日が週に一~二日、それ以外は通常モードといったところである。
なおデパスを服用するのは主に家事の密集する土日である。子どもたちのどーでもいいトラブルなどにわりと落ち着いて対応できるので大変便利である。
因みにマイスリーは毎日服用中。


わかったこと
パニック障害は広場や電車でのみ起こるものではない。パニック障害だからといって電車に乗れなくなるわけでもない。仕事もできるよ!
手足の痺れや動悸は心臓に拠る場合もあるが精神に拠る場合もある。循環器科で特に悪いところは見つからないと言われたら心療内科に行った方がいいかも知らん。
脳は内臓であり精神状態は内分泌の状態の表出である。糖尿病に対しインスリンを外から補うのがアリならば、バランスを失った脳の内分泌を外から補うのもまたアリであろう。
無理をしている間は無理こそが道理と思いそれにそぐわぬ自分が無理であると考えがちだ。そうして無理な道理にそぐわんとして無理をする。そういう無理に鈍い人に体が送ってよこす信号がパニック障害の症状である。有り難く謙虚に受け取り体に謝り生活を組み立て直すがよかろう(易経風味に)。

この文を書いた動機
先日中学時代の友人(今は小学校経由のお母さん友達、で看護婦)に「いやー実はパニック障害って言われちゃってさー大変だったんだよー」というと大変驚かれ同情された。その反応ぶりでわりとムズカシイ病気なのかもしれないと気づき、或いはこのような体験談が他の人の役に立つこともあろうかと考え、まとめた次第である。


BREAK LOOSEさま、記事の紹介ありがとうございました。
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  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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