異才のマンガ家 サガノヘルマー

サガノヘルマーさんというマンガ家さんをご存知でしょうか?

1998年、「四千年事情」第158回月間新人漫画家賞YM大賞にてデビュー、以来
BLACK BRAIN
わんぱくTripper
SATERITEぢゅにゃ
コリドラー
レゾレゾ
などを青年誌で発表なさった異才のマンガ家さんです。
中でもBLACK BRAINは
超可愛くてプロポーション抜群で剣道の達人な幼馴染のいる、
ちょっと冴えないけどやるときはやる超絶男前な男子高校生

超有能でスレンダー脚線美な年上の未来人類女性

超強力な武器を脳に埋め込まれ
時空の支配勢力を拡大せんと企む邪進化した未来人類に操られる人々と戦う、という
エロあり笑いあり感動ありのハートウォーミングSFストーリィです。

このマンガの魅力は
実際にコマを追って頂かないと伝わるものではないので
是非一度お手にとっていただきたいのですが
せっかくなので、この機会に
ごくさわりの部分だけでも
ご紹介させていただきます。

ではまず、このマンガの「ものがたりのはじまり」である未来人女性、
アガサ森田
さんを、
そのスレンダーな脚線美をたっぷり堪能できるサービスショットでご紹介しましょう。










agasa.jpg

素晴らしい脚線美です。
おまけになにやら
大人のおもちゃ
らしきものをもってますね。
流石未来人、実に大胆です。
ここまで大胆に性をほのめかしておきながら
リアルビーチクは乳輪までしか見せないというのが
年上女性の計算されたエロスを感じさせる素晴らしいショットですね。

では次に、このマンガのヒロインである
石田リカ
ちゃんに登場していただきましょう。










rika.jpg

サイコーですね。
こんな攻め方してくれる幼馴染の彼女がいたら
死んでもいい
と思います。マジで。

えー、で、このマンガの主人公宮前カオルです。
ぶっちゃけますとビジュアル的に美味しいわけではないし
リカちゃん紹介シーンで既に出てるのではしょろうかと思ったんですが
一応主人公なので画像を。










kaoru.jpg

はい、
ここでオデコにある黒いのが
アガサさんから埋め込まれた武器
「受波脳」=BLACK BRAINです。

この受波脳とは
相手の身体イメージをいじることを可能にするサカナのような形の「幻体」を発射する装置
であり
邪進化を遂げようとする、または遂げた人類の発する波を感知する観測機
であり
未来人との交信を可能にする通信機
であり
未来世界の工場でつくられる商品
であり
そこから発射されるサカナみたいな形の「幻体」は
質量換算値0の高速度ノイズとして他者に観測されます。

よくわかりませんか。
私もわかっていただける自信がございません。

さて、そのカオル君、
様々な邪進化の始祖、また未来人類と戦うことになるのですが、
その
今ここと地続きの未来群
についての奇想がほんとうに素晴らしい。

なんですが
この記事で敵の全てを詳らかにしてしまうと
本編を読む楽しみがなくなってしまうので
色々ご紹介したいところをぐっと堪えつつ
最初の敵の
「桜樹レイコさん」だけでも
ご紹介しておくことにしましょう。









reiko1.jpg

御覧の通り、包帯美少女転校生という素晴らしく王道な造型です。
さてこのレイコさん、包帯を取るとこんなんです。










reiko2.jpg

下手な関節人形なら裸足で逃げだすほどの素晴らしい外骨格ぶりですね。
でこのレイコさん、実の父親に折檻されて










reiko3.jpg

こんなエロエロフェイスをお披露目してくれたりします。
うーん、マンダム!
ちなみに何故乳首を責められているかというと
彼女の全身が外骨格化されており、電撃の効くところが乳首しかない
という至極妥当な理由からです。

というわけで
のどかでみだらで残酷で感動的(わんぱくTripper収録「四千年事情」漫波家アガサ森田のセリフより抜粋)なサガノヘルマー先生の世界、ほんの少しでも伝わりましたでしょうか。

この他にも
アレ
とか
アレ
とか
アレ
とか、
ご紹介したいものはたくさんあるんですが
それやってるとしまいには一コマ残らず転載しかねませんので
このブログの存続のためにも自重しようと思います。





繰り返しになりますが、
サガノヘルマー先生のBLACK BRAINは
主人公の宮前が冴えないようでいて超男前
アガサ森田は情篤く非常に頼りになる未来人
宮前のカノジョリカちゃんもこれまた健気で一途で超絶美人のくせにけっこうエッチなことやらせてくれる美少女
他にも
全ての未来人
全ての敵
に対し
非常に魅力的かつ説得力のある透徹したキャラクター造型
がなされており
その上一つ一つのエピソードがなにげに勧善懲悪な大団円、
という
カタルシス必定
な作品であることも、一押しの理由です。
上に引用させていただいたコマをご覧になって関心をお持ちになったら
是非サガノヘルマーさんの作品をお手にとってみてください。
コンパクトなのは二巻完結の
わんぱくTripper
ですが、やはりここは
BLACK BRAIN 10巻完結
をお勧めしたい。
ほんとうに素晴らしい作品です。

なお、私は残念ながら
SATERITEぢゅにゃ
の途中から
非常に正確な意味でのその「電波ぶり」に脱落してしまったため、
レゾレゾ
ザ・ボーラーズ
は未読でございます。
ついでに申し上げますと
今回この記事を書くために検索したところ
2009年1月に
同窓れいど
という18禁ものを出版されたようで
正直
とうとうその作風に相応しすぎるところに行かれてしまったのだなぁ、という感を禁じえないのですが
やはり私はサガノヘルマーさんの持つ
絶対あんた受波脳持ってんだろという未来的な奇想
それを共有できる形でビジュアル化する描画力
そして作品中に脊髄か精管かと疑わせるほど真っ直ぐ通っている包括的な性への感受性
これらが
ラノベを思わせる非常にスタンダードな物語の枠組みに落としこまれた際のポリフォニックな輝きを
愛さずにはおれないのです。

というわけで、
正統と奇想の幸福な結婚と銘打つに相応しい名作BLACK BRAIN
お手にとっていただければ幸いです。
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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