えー、というわけで、行ってまいりました
もやしもん展菌類のふしぎ展。
大変面白く、且つ想定以上にかもされまくっており、実に見ごたえのある展覧会でした。
先ずは今回の展覧会で、自分が過去に観覧したことのあるこの手の科学博物館系の展覧会に引き比べて
これは独自で面白い!
と思ったところ2点。
1 公式ガイドブックが青年コミックスサイズである

こちらのガイドブック、もやしもんコミックス1巻と同系列のカバー質感と例の大豆インクで本棚にほどよく納まるように作られています。
で、ガイドブックなもんでページ数はそんなに稼げないんですが、単行本と並べても違和感ないように
表紙をものすごい分厚くして補ってます。(計測したところ表表紙だけで四ミリ)
この工夫にちょっと吃驚しました。
この他にもガイドブック、本文は勿論カバーめくったとこから見返しから何からことごとくかもされております。カバーももちろん遊び満載! 流石はかもし商売だぜ!
2 会場内什器(壁とか台とか)がほぼ全て段ボール製だった

(
魔人探偵脳噛ネウロ16巻より)
(第一子も「ネウロじゃん! 」と突っ込んだらしい)
実際ダンボールおじさんの指摘を待たずとも美しい構造力学の賜物である段ボールは元々リサイクル素材な上にさらにリサイクルが可能、軽量で強度がありわりとニュートラルなイメージを持っているという何重にも有用な素材だと思います。
そして今回の特別展では、この段ボールの持つもうひとつの特性を生かして、石川先生によるとても楽しい仕掛けが随所に用意されています。
その仕掛けは文末の「続きを読む」からドゾ!
というわけで以下ざっくりとフォトレビュー。

会場入口を告知する看板にもモネラがおります。

光るきのこくんの体調を広告するオリゼー。

チケットカウンタもかもされてました。
流れや内容については下記会場マップ参照のこと。
第一会場

個人的に「こいつぁ面白い! 」と思ったのが
デボン紀の全長9メートルの従属栄養生物プロトタキシーテス
きのこの匂い体験(トリュフってマジでいいにおいするんだなー('A`))
きくらげ・地衣類の感触体験
双眼顕微鏡によるカビ観察
縄文時代に作られた可食キノコの土器モデル
冬虫夏草
これまで蛾の幼虫の糸と糞だと思ってたのがうどんこ病だった
そして
ものすごい多数のキノコの樹脂含浸標本
が素晴らしかった!
地衣類が菌類と藻類とが共生している複合生物体だということも、恥ずかしながら今回初めて知りました。うぁぁ、勉強になるぜ。
あ、あと菌学者の部屋にちゃっかりこの方が。

第二会場

はい、見ての通りこちらではもやしもん原画展やってます。
石川先生からのメッセージもありました。

で、このメッセージの下には小さなマグネット式落書きボードがちゃんと掛けてあり、小さい女の子が楽しそうにモネラを描いていました。
細やかな心遣いに脱帽です。
というわけで、せっかくなので撮影させて頂いた原画をご紹介。

マンガ家さんの原画見るたびに毎回思うのですが、ほんとうに綺麗です。
めちゃめちゃ緻密だし!
しかも今回は筋が追えるぐらいの枚数が展示されていたので
フツーに読めました。ああ、なんてサービスがいいんだ、石川先生!
で、原画展会場とグッズ売り場に設営されてたもやしもんカプセルトイベンダーですが
9割方壊滅状態。
出てたのはプレパラートでもやしもん(先行販売)とマグネット、ソフビ人形だったんですが、
明らかに補充が間に合っていませんでした。
なお、
会場限定特別カラーのでかモネラソフビについては確認した限り在庫に余裕があるようでした。
もやしもんグッズについては、一応秋葉原の海洋堂やコトブキヤで見たものばかりで、ソフビ以外の会場限定品というものはない…じゃなかった!
グッズ売り場でもやしもん単行本一冊購入につき、もやしもんカレンダーシールが先着4500名で貰えます。
ご参考まで。
もう一度オフィシャルガイドブックの話に戻りますが、巻末に6巻までに出てきたモネラオールスター図あり、もやしもんのあらすじを説明するマンガあり(ちなみに私は職場でもやしもんの筋を説明しろと言われたとき「えーと、農大を舞台にした菌が見える学生と菌との、…ふ、ふれあいのマンガ? 」という
間違ってはいないけど何かが違う説明をしてしまいました。巻末を見てこういやぁよかったんだな、と得心)、カバー裏表紙ではモネラがミニコントやってるし、もうほんとに石川先生ありがとうございました! な一冊でした。もーちーろーんー会場にあったあんな説明こんな図そんな写真もマンサイ、見開きで一章納まるような感じで非常に肝要な説明がなされているところにモネラがうようよしていて、そう、この感覚は、
ひみつシリーズの巻頭カラー部分をさらに上質にした感じ!
掛け値なく買ってよかったと思えた一冊でした。
石川先生のブログ通り、トイレにもモネラはいるわ(O-157あたりがうようよしてたら素敵! とか思ったんですがさすがにそれはなかったわ)、マップでは「「もやしもん」に登場する菌キャラが繰り広げる菌コーナー」なんて可愛い説明されてた「もやしもん劇場」ですがそんなもんじゃなく一角が想定以上にかもされてるわ、
海洋堂さんの物量作戦にも完敗、そんな素晴らしい展覧会でした。
なお、平素なら会期始まってすぐに行ったりはしないんですが、前回観覧した「花」の展覧会においては終了間際に行ったせいか目玉のヒマラヤの青いケシがかなり残念なことになっており、やはりナマモノを扱う特別展は早めに行った方がよいのではないだろうか、と判断してこういう時期に参った次第ですが、
光るキノコの展示の裏で次のキノコをもりもり栽培しているところが見られたので、あまり心配せずともよいかと思われます。
というわけで、学芸員の皆様、石川先生、関係者の方々、親子で楽しめる素晴らしい特別展をほんとうにありがとうございました!
もやしもん 第1巻
nni's blogさま、記事の紹介ありがとうございました。
RinRin王国さま、記事の紹介ありがとうございました。
すくみう様、記事の紹介ありがとうございました。
にゅーあきばどっとこむさま、記事の紹介ありがとうございました。
さざなみ壊変さま、
ねごとと、たわごとと、もうそうとさま、
朝目新聞さま、記事の紹介ありがとうございました。

色々かわいかったんですがあまりにも気に入ったこの三点を特別にご紹介。
あとは会場で探してね!



石川先生、楽しい仕掛けをほんとうにありがとうございました。
うちは遠い上にちびっこが調子悪くなりにも関わらず無限まめしばを買うと言い張ったため早々に退出する羽目になりまして。
取材だけはまともにできたのが救いでした。
もう少しゆっくり見たかったなぁ…と思っております。常設展も見ごたえありますからねー。系統樹LOVE!
あと自分行ったの13日です(即日記事! )。
しかし、楽しそうっすね(´・ω・`) そういう場所で楽しく話できるってのはいいなぁ(´・ω・`)
ご期待に添えず申し訳ないです
ネコタ斑猫 拝