初々しい新卒同士の会話を聞いて改めて直観したヲタが女子に受けない理由

何しろ4月1日なので午後6時ごろの電車ってのは新卒で溢れてる。
で、近くで
男子一人
女子二人
という組み合わせの、初々しい新卒が立ち話をしておった。
女子は極普通のスイーツ。一方はpinky&dianneのバッグを持ったかなり可愛い女子。もう一人はハンティング・ワールドの紙袋を持った全体的に大作りな女子(多くは語りたくない)。
で、男子と女子とは同じとこに入社したばかりということで、お互いを測るような会話をしているわけだ。
大学名辺りの自己紹介については既に済ませているらしく、当初は謝恩会の規模について微妙に競い合っていたのだが、そのうち雲行きが怪しくなってきた。
聞いているとこの男子、へビメタとホラー映画のヲタである。呼称はマニアでもどっちいいんだが、とにかく凝っている様子。んでカラオケの話題になるとヘビメタが多く入っている通信カラオケがどれかを顕示する。女子が
「普通はDAMだよねー」
と言っているところに
「いや、やっぱコアなところ抑えてるのは○○だから」(名称失念)
と、
知識が豊かなところを誇示しようとする余り一歩も譲らない
という構図に残念にもなってしまっているんである。
さらに映画の話に流れ、女子の一人が
「ホラー系好きなんだっけ? あたし呪怨みたよ。 うちで一人で見たけどほんと怖かった」
と隙だらけのフリをしているのに↓


解説しよう! ここでの隙とは
「うちで一人で見たんだー」
という文言から読み取れる
「あたし怖い映画も一人で見るほかない身の上なの、一人でもホラー見るくらいすきなんだけどその癖結構怖がりだから、ほんとは誰か一緒に見てくれる人がいたらいいんだよねー」
という大きな一人言を指す!


↓「僕は呪怨はハリウッド版まで見たから」
なんて斜め上のこだわりを誇示してきやがったよこいつは!
いや、それはいい。いいんだよそのこだわりは。マニアとしては外せないよね。でもマニア気質は時にコミュニケーションを阻害するんだよ! なんで普通に
「俺も見たけどどのへんが一番怖かった? 」
とかそういうフリを返せないんだよ!
ハリウッド版を見てきたとかいうのは男子への手札でいいんだよ! 君は女子に何をアピールしたいんだ? 女子は君の友達の男子と同じ流儀で参ると思うのか? 
ていうか君は普通が嫌いだな? 普通のフリしかできない相手を軽蔑してるな? 相手の想定外の場所に矢を打ち込みたいと思っているな?
違うんだよ! 男子はそれでいいよ! だって男子三日会わざれば将に活目すべしの世界だよ? でも女子が男子に求めているのはそっちじゃないんだよ!
だって女子は
将来の恋人足る自分以上に大切なものが既にある男子はノーサンキューだから!
見かけ上でもいいから自分が相手の世界の中心になりたいから!


まぁここで重要なのが、見かけ上でもいいからという認識で、だからホストに女子は引っかかるし、だから浮気されても泣いて謝られれば許しちゃうし、たとえ他に大事なものがあっても君が一番だよを装える男にパカパカ女が引っかかる理由ってのが畢竟それなんである。
人類の長い歴史において、とりあえず見かけ上自分を大切にしてくれて食料と保護とを与えてくれたそういうオスを選べたメスが命を繋ぎ結果現在の選択眼に結びついているわけだからね。
これはもう倫理的な是非でなく、性淘汰上の都合みたいなものなわけだ。

結局のところ男子は多分多かれ少なかれ女子より大切なものがあったりして、それでもそれを正直に表明するか上手にごまかせるかで初手のモテ度まで違っちゃうんじゃないかなぁ、と。でヲタの人たちは根がバカ正直で、「ごまかしはいかん! 」とか ひところの女子みたいに「ありのままの僕を好きになって欲しい! 」なんて思っちゃってるかも知れないところにもってきて変に凝り性だから進む先進む先全て己が誇示みたいになっちゃって、その結果女子からの
「あ、この人まじめっぽくていいかも」
「色々知ってそうだし」
という微妙な期待感を刈り取っちゃう結果になるんだと思う。うん。

でまぁそんなわけで、女子が「フツーの」男子を好む理由というのは、女子に関心を持ち始めた時点で少なくともフツーの(自分の世界に持っていきすぎでない)コミュニケーションを出来るなら、多分彼女以外の何かを重度に(少なくとも女子が疎外感を覚える以上に)大切することはなかろうと見込まれる、そのあたりによるんではないかと。

というわけでヲタ男子の幻想を解体し再構築しモテに改変するtipsを以下に。

・君のこだわりはいいッッッ! すっごくいいッッッ! 先ずそれをおろそかにするな!
・待て! 君が話している相手は男子ではないのではないか? 知識というカードで戦うな! 相手には戦う意志はないッッッ!
・女子の知りたいことはただ一つッッッ! 「相手が」「どのように」「自分を扱うか」だけだッッッ! これは進化の途上で人類が長期の妊娠期間と長期の育児期間を獲得してしまったために生じた生物学的に妥当な選択基準だッッッ! 「スイーツ」に罪はないッッッ!
・だから君も「自分の遺伝子を託したい相手をどのようにもてなすか」を一心に誇示しろ! 相手はメスだ! けして自分の知識で相手を圧倒しようとするな! それは同性の競争相手に対峙する際の戦略だ! 間違っている!

現代の科学では女子の子宮以外に子を育みうる場はない! それが結論だ!
イジョー!


駄文にゅうすさま、記事の紹介ありがとうございました。
新どっこいしょ日記さま、記事の紹介ありがとうございました。なんか件の男子はがんばってるわけですが空回りしてて可愛いやら切ないやらだったんですよ。そんなおもしろうてやがて悲しき所感が今回の記事になったわけです。で、
「普通の女性から見ると、やっぱりオタクってだめなんですね。と、奥さんから散々に言われ続けたから」
この部分、惚気認定してもいいですねッッッ!  ところで水を向けたのはやっぱり奥さんからですかい?
送り狼の『やぶさかでない。』さま、記事の紹介ありがとうございました。
屋根裏部屋は空色だ。さま、記事の紹介有難うございました。
明日は明日の風が吹くさま、記事の紹介有難うございました。
誠天調書さま、記事の紹介ありがとうございました。
ゴリラブーツさま、記事の紹介有難うございました。
儚雪の空さま、記事の紹介有難うございました。
Faked Blue Skyさま、記事の紹介有難うございました。
Engels zimmerさま、記事の紹介ありがとうございました。
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べっ、別にあんたのためにこの記事書いたわけじゃないんだからねっ!!

慣れないツンデレやると目に沁みますなー。というわけで初めましてYuu Arimuraさま、コメントありがとうございました。

「オタク男子が勝手にレス。 」
レスはご自由になさってくだすって結構なのです。一々「レスするぞ! 」と予告煩雑でかないませんので。

「>将来の恋人足る自分以上に大切なものが既にある男子はノーサンキューだから!
>見かけ上でもいいから自分が相手の世界の中心になりたいから!
そんなずうずうしい女子はノーサンキューだから! それはあんたの都合だから!  」
尤もです。そしてそんなずうずうしい女子はノーサンキューというのもYuuさまの都合でござりまする。人とうまくやっていくということは畢竟お互いの都合をいかに折り合わせていくかということにあります。相手の都合を察し、こちらの都合を知らせ、さて次に打つ手は如何に? というところが問題になるわけですな。

「>「相手が」「どのように」「自分を扱うか」
「どうでもいい」 」
尤もです。何しろYuuさまは今回の当事者ではござりませんからな。今回は記事中にあるような
「女子との会話がんばって盛り上げようとしてるのに何かが足りないために意に反して場を盛り下げてしまう残念な男子」に向けたものでございますゆえ。

「一般人女性のことは知りませんが、オタク同士であっても、単に異性のオタ友達も作りたいと思って接していると、あるとき突如相手が男性性/女性性をむき出しにして、恋愛の俎上に載せられてしまうということはよくありますね。男女問わず。わずらわしいものです。」
いやいやいやいや。すばらしいことじゃありませんか。既にYuuさまは達人の域、世の多くの男女はいかにして異性の好意を獲得するかに腐心しているわけで、そんな中意図せずとも異性同性問わず好意を抱かれるというのはほんとうにあらまほしきことです。私の願いはただ一つ、Yuuさまが誰かの好意をむげにせぬことのみです。好意を抱くというのは相手に向けて自分の心を投げ出しゆだねようとすることです。そのとき人は最も繊細で最も柔らかく最も傷つきやすい心の部分を相手に曝すわけです。相手が勝手に好きになったのだとおろそかになさりたくなる気持ちはよくわかりますが、それはあなたの魅力の所為なのです。頂戴したレスのように剣突ならず、あなたに差し出された柔らかい心、それをどうかそのままに静かに返してあげてくださいませ。そればかりが私の願いです。
では
ネコタ斑猫 拝

846さま、コメントありがとうございます

「どんだけ好き好き光線出しても、ノッてきてくれんオタク男子に、どーれーほーどがっかりさせられたか! 」
うは、かわいいなー! 好きな人に対峙してるときの女の子の顔ってものっそかわいいんですよねー! あとヲタ男子は女子に対して元来それほど積極的でない気風があるため、水を向けられても保身に向かう場合があるんではないでしょうかね。「まさか僕なんかが」とか。調子に乗って食いついたら痛い目に会う! とか。そういうナイーブな男子の心を開いてあげるのは女子のお仕事です。
というわけでそのあたり参考になるかもしれないコラムがこちら。
http://journal.mycom.co.jp/column/rikei/index.html
理系のための恋愛論というシリーズなんですが、ヲタ男子の保守性に通じるものがあるのでドゾ。

ではがんばってくだせぇ!
ネコタ斑猫 拝

君が求めてるものは僕の担当じゃないよ(B'zの歌詞より)

オタク男子が勝手にレス。

>将来の恋人足る自分以上に大切なものが既にある男子はノーサンキューだから!
>見かけ上でもいいから自分が相手の世界の中心になりたいから!
そんなずうずうしい女子はノーサンキューだから! それはあんたの都合だから!

>「相手が」「どのように」「自分を扱うか」
「どうでもいい」



一般人女性のことは知りませんが、オタク同士であっても、単に異性のオタ友達も作りたいと思って接していると、あるとき突如相手が男性性/女性性をむき出しにして、恋愛の俎上に載せられてしまうということはよくありますね。男女問わず。わずらわしいものです。

そこそこ!そこです!
どんだけ好き好き光線出しても、ノッてきてくれんオタク男子に、どーれーほーどがっかりさせられたか!

それはようございました

とりあえず誰が相手であろうとコミュニケーションがうまくゆくのは楽しいものです。この記事が役に立ち844さんが女子連とうまくやれることを願っております。
では
ネコタ斑猫 拝

ううっ・・・ 勉強になりました。目から鱗です。
プロフィール

ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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