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どうして僕のみみあかはかさかさなのにお母さんと弟はねばねばなの? と聞かれたので子どもに遺伝を簡単に説明してみたよ。

「おまえは体っていうのは全部遺伝子って言うちっちゃな設計図をもとにして作られてるのはもう知ってるよな。
その遺伝子っていうのは、ちっちゃなちっちゃな本に書き込まれてるんだ。
で、その本は、一人に二冊ずつある。
たくさんの項目があって、二冊の本の項目はおそろいだ。でもそれぞれの項目で、二冊の本でちょっとずつ違うことが書いてあることがあるんだ。
みみあか、だったら、こっちの本はねばねば、こっちの本はかさかさ、とか。
目のいろ、だったら、こっちの本は黒、こっちの本は茶色、とか。
で、お父さんとお母さんから子どもが生まれるとき、お父さんは一冊、お母さんも一冊、ぞれぞれの本を渡すんだ。
で、その本に書いてあるとおりに子どもの体は作られてゆく。
第一子のパパの本のみみあかのこうもくの一冊目にはかさかさ、二冊目にはねばねばってかかれてたんだ。
お母さんのみみあかのこうもくの一冊目にはねばねば、二冊目にもねばねばって書かれていたんだな。
で、第一子がもらったパパの本にはかさかさって書かれてて、お母さんの本にはねばねばって書かれてた。
そうなると、違うこと書いてあるからどうするかっていうと、かさかさの方が遺伝的に強いからかさかさになる。これは決まってることなんだ。
で、第二子がもらったパパの本にはねばねば、お母さんの本にもねばねばって書かれてた。
それで第二子のみみあかはねばねばになったんだ。
こんなわけで、お前たちは同じお父さんとお母さんから生まれた兄弟でも、みみあかの質が違うんだよ。
あと、面白いんだけどね、子どもに渡す本が二冊だと子どもの本が四冊になっちゃうから、体の細胞から子どものもとになる細胞つくるとき本を一冊に減らすんだけど、そのときに一人の人が二冊持ってる本同士でページを差し替えたりするんだ。
一冊目の五ページ目と二冊目の五ページ目をとりかえましょうね、って。
そうやるから、同じお父さんとお母さんからでも、どんどん性質の違う子どもが生まれるんだよ。
それからどうして本が必ず二冊あるかっていうと、一冊目の文字が汚れたり、ページが破れたりして読めなくなっても、もう一つの本があればそれを読んで体を作れるからだよ。
遺伝子はえらいねぇ」

後段はわかったかどうか不明だが、少なくとも僕とママと弟のみみあかの質がちがうわけまではわかってくれたようだ。
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ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
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