100円ショップのグッズでメタルラックをコートロッカーにしてみた。

中学生になるマイサンが
「自分の気に入った服を掛けるところが欲しい」
と申しましてな。

コートロッカー買おうかと思ったんだけども
「マテマテマテマテ。
持っているものでなんとかならんか」
と思ってですね。

60×35×180
のメタルラックをコートロッカーにジョブチェンジさせることにしました。

一番の肝が、コート掛けのバー。

探してみたところ
こういうやつが最適解として上がってきたんですが
うちのニッセンかなんかで買ったインチキのやつで
色々サイズ探してみたけど適当なのがなかった。

で、
百円ショップ行ってですね。

「7連ハンガーキャッチホルダー」
というのを見つけました。

こちら物干しに渡して使うものなので
強度についてはそれなりに期待できる。
よし、ハンガーバーとしては君を採用だ!
あとはちょっとおしゃれに
300円ショップでかごでも買ってきてだな。

coatlocker.jpg

できた!

coatlocker2.jpg
この青いのがなんとたったの百円で機能十分! の
7連ハンガーキャッチホルダー君です。

coatlocker3.jpg
サイドからシャツが滑り落ちないように
本立でささえるという決め細やかさ。
もちろんこの本立も百円!

とまぁ
ほとんどありもので済ませたおかげで
100円×2(ハンガーキャッチホルダー代)
300×4(3coinsのカゴ代)
という
たった1400円で
素敵コートロッカーを実現することができました。

子どもと検討してたのは
このタイプだったんですが
作ってみたらとりたてて不自由もないので
これで行こう! ということになりました。

というわけで
メタルラックはあるけど
ハンガーバーを設置出来ないために
コートロッカーとしての利用を諦めているあなた!
安っぽいけど、100円で買えるハンガーバーがあります。


BREAK LOOSEさま、記事の紹介ありがとうございました。
スポンサーサイト

きけんなそつぎょうしき

小学校の卒業式の後の親睦ランチの会場が海辺の店だったんすよ。

罠ですよね。
明らかに。


おおはしゃぎでご飯食べ終わった子どもたち
当然のごとく砂浜に放出されるわけですよ。

で、私はといえば
下の子が飯くい終わった瞬間
同じく砂浜に放出。

だってあなた
小学生と中学生のですね
まさに狭間
というか
むしろ
卒業と入学の間の空白期間の女子の肢体をですね、
こんなに堂々と撮りまくれる機会なんてね。

もう一生あるわけないじゃないですか!
(超爽やかな笑顔で)


(下の子の時も狙うと思いますが
今年で懲りて海辺じゃなくなる可能性が大ッッッ!!!)


飯くってるときから
「ああ早く
AKBみたいなカッコした
(地元公立中学制服はブレザーにチェックスカート+大きめのリボンが卒業式女子の正義)
少女たちの(息子じゃねぇ)二度と帰らない美しい青春の日々を撮りにゆきたい! 」

とか口走ってるわけですよ。
同席してるお母さんの一部は
既にワタクシがこういう人物であることをご存知なので
ヘーキなんですが
いや
お母さんって
ほんとうに得な職業ですよね。

で、
下の子がおっそい飯くい終わるの待って
浜に行ったらばですね。

思ってたよりすごいことになってましたよ。

うちの子なんかはね、
一応家帰って着替えてから行ったんですけども
半分くらいの子が
卒業式の後そのまま参加してたんですよ。

おろしたての制服で。

イヤァァァァァオ!

みんな靴と靴下脱いで
素足で遊びまわってるわけですよ。

男子は一応ズボンの裾まくりあげてる子も居るんですが
遊んでりゃ落ちますわな。

女子で下にスパッツ履いてる子は
スカート脱いでるわ
みじっかいスカート気にせんで
しゃがみこんで貝殻拾ってるわ。

もう
ヲタクとしては
プァラダイス!
ですが
一応一介の母親としてはですね、
貧血起こしそうな光景なわけですよ。

また風が強くてですね。
ウフフフフ。

もう何もかも砂まみれですよ。

で、当たり前なんですが
少女写真撮るという一心不乱で飛び出してきた
バカ一人以外の大人は
まだまったり店でお茶とかすすってるわけですよ。

後方支援ナッシングゥゥゥゥ!

しょーがんないから
まだ日も高いし
制服クリーニング大変だから
とりあえずブレザー全部脱がせて浜入り口の竹の塀みたいのにかけさせーの
裾濡れてる男子には
「お母さん泣くからせめてきちっと巻き上げろ! 」と注意しーの

そのあいだあいだに写真撮りまくったんですけどもね。

ウフフフフフ。


一応お母さん友達に
「みんな砂まみれなり」
という電話をしたりしてですね。

何人か出てきてくれたり
着替取りに帰ったりした方おられまして。

いやぁ
ありがとございました。

で、運の悪いウミウシが捕まって弄ばれたり
何故か落ちてたスゲー長い縄で、なんてんですか、縄相撲みたいなの始めて
男子数名が転んで砂まみれになったり
ウフフフフフフ。

しまいには
定番ですけど
海で転んでびしょ濡れの男子が二名。

ウフフフフフフフフフ。

卒業式の後の親睦ランチにね。
タオルは持ってきませんよね。
流石にね。

でもうそんとき3時くらいで
ちょっと気温下がってきて
風が猛烈に吹いてるもんだから
男子二人超震えてるんですよ。

あかん、こらあかん。

で、電話番号聞いて
お母さんにご連絡とったらですね。

さすが慣れてますよ。

「自力で帰ってこい」

伝えたら

「えええええ無理ぃぃぃぃぃ! 」

情けねぇなぁ。

で手が砂まみれで携帯持つの遠慮してる男子の耳に当てて
話しさせてですね。

結局みんなが引き上げる3時半くらいになって
諦めて帰ってました。

で、
一応海だし
卒業式の後になにかあったらあかんということで
夜回り先生みたいに子どもたちに声かけて全員回収してですね。

次の日熱出ました。

太陽に長時間当たるとダメなんですよ。
日光写真か。

でも
子どもたちほんとに楽しそうだったし
いい笑顔の写真とらせてもらって
よかったです。

唯一の不満は
女子がみんなハイソックスだったことくらいでしょうかね。

そこはサイハイだろうが!

ピュアな奥様。

自分は通販とかを調べるお仕事をしてるんですけども
最近アマゾンのトラブルが多いということで、資料を作ったりしまして。
で、本日
個人ニュースサイトさん経由で見つけた記事の中に
同人作品をAmazonにおいてみました
というのがありまして、
「アマゾンで出店型出品者になるために必要なこと」
が非常にわかりやすく書かれていたんで
プリントして先輩にお見せしたんですよ。

したら先輩

「ネコタさん、
エロゲって何? 」










wa.jpg





「え、えええええ、エロゲとゆーのはですね、
え、






・・・・・・エッチなゲームのことです!」









「・・・・・・あ、そ、そうなの///」










atamawokakaeru.jpg
なんかほら、もっとこうさ、
・・・・・・気の利いたことっつーかさ・・・・・・
つーよりなんつーの? 普通のピュアな奥様は
「エロゲ」っていう単語すら知らねぇもんなんだよ。
毎日毎日お姉さんの足とか首筋とか張り詰めたタイトスカートとか見て
「それなんてエロゲ」
なんてウキウキ内語したりしねーんだよ・・・・・・。










なんて思ったりもしましたが
今朝方なんかマジブルーだったときに
「子どもとも親ともうまくコミュニケーション出来ねぇ気がする。
将来も不安だ。
こんな自分はどーすればいいんだろう。
せめて楽しいことがあれば・・・・・・。

そういえば、
自分にとって本当に楽しいことってなんだろう」



なんて考えた次の瞬間にですね。
目の前通ったちょっと気の強そうな美しいお嬢さん見てですね。


「そうだ、自分は美人が大好きじゃないか!
街中で偶発的に美人を目撃するのが一番の楽しみじゃないか!
くそ、こうなったらしょうがんないから
落ち込んだら無理せず(←ここがトンチキ)ちょっと離れたとこにある職場の分室まで遊びに行って
○ちゃんと○ちゃんと○ちゃん見物にいって
癒されるとするかぁ! 」
とか
「よーしいっちょ景気づけに実家にビビアン(スーの方)のファースト写真集取りに行くかぁ! 」
とか
結構素で思ってですね。





真性の馬鹿だと思いました。





あとビビアンはマジ天使です。ファースト写真集Angelは超最高です。
あんなカワイイ子があんな若いときに脱いでくれてほんとうにありがとうございました。

小学校卒業した子どもと再契約した。

人生には嘘でもいいから希望が必要なのである。
だがこれから思春期を迎える息子を持つ母親が惨状を相談しても
「これからもっと大変になるよ」
という
非常に適切だが残酷な言葉が返ってくるばかり。
「嘘でもいいから希望を下さい」
とかちみちみ考えていたが
人に嘘を強要してはならないということ
希望は自分で作ればよいということ
に気づいた。

以下、母親である私の希望のための再契約文書である。


小学校卒業にあたって

まずはおめでとう。君の言うとおり、お父さんのいない中で、君自身の心の中で、色々な悩みや葛藤があったと思います。お父さんがいないことは揺るがせない現状であり、その中でもお父さんはあなたのことを気にかけていること、お父さん方お母さん方のおじいちゃんやおばあちゃんが居てやはり気にかけてくれていること、そうしてお母さんもまたあなたのことを気にかけていることを忘れないで下さい。そうしてその中であなたがやりとげた成果、塾での立派な成績、あなたが多分望んだわけではなかった美術方面での高評価、身体能力の素晴らしさなどは、あなたがお父さんとお母さん、更にはその祖先から受け継ぎ、疎かにせずあなたが開花させた素晴らしい成果です。おめでとう。あなたは多分これからもそうやって他の人より優れたところを発揮し続けることと思います。それはあなたの宿命です。あなたはやればできるということを既に学んでいますからあなたのそういう秀逸はずっと続くと思います。できるならそれで人を助けてください。頑張れとは言いません。好きではない言葉ですし、あなたはもう頑張ることを知っているからです。
お母さんは今あまり情況がよくありません。普通のお父さんが頑張ってこなす程度の仕事をし、お母さんの仕事もしています。そもそもが無茶です。そのわりにはよく保っています。あなたは私に向かって努力が足りない、向上心がないといいましたが、体と心とがぼろぼろになっている状況では、仕事を続け、家事をし、子どもたちと向きあうということだけで既に相当な努力を必要とします。それを理解して下さい。向上心についてはお母さんは未だに勉強を続けています。難しい本を読み英語を学んでいます。それを向上心とみなさないなら、それは個人の見解ですが、あなたがどのような向上心を持っているにせよ、体と心とがぼろぼろになっている状況の中で、何かを学び続けている人間に対し、向上心がないということだけは言ってはなりません。そしてまた人間は生きている以上常に何かしら試され続けておりそれを克服するために既に向上心を強要されています。全ての人間は生きているだけで向上心を持たざるをえないのです。それはたとい毎日自殺を考えている人も同じです。自殺ということが自分以外の何かを向上すると思っているからそれについて考えるのです。殺人であっても同じです。結果が間違っているとしても、自分の現状の変革をのぞむという形では変わりが無いのです。だから、自分が向上心を持とうとすることは結構ですが、人には指摘すべきではなりません。肝に銘じて下さい。上昇志向については、今より上に行こう、今よりよい暮らしをしようという気持ちははっきりいってお母さんにはあまりありません。なぜならお母さんは今の体と心の状況の中で望みうる十分よい暮らしをしていると思っているからです。上昇志向と向上心とは違います。もし君が上昇志向を望むなら、再三言っていますがお父さんのところにゆくとよいでしょう。あなたの望む上昇志向がそこにあります。ただ自分の身の丈に遭わぬ上昇志向は身を滅ぼすというのは私が常々実感してきたことです。どちらを選ぶかはあなたの自由です。
お母さんにはあなたを育てる自信がありません。なぜならお母さんにはあなたに勝てる腕力がないからです。あなたがお母さんを殺すのはお母さんがあなたを殺すより遥かに容易いことです。そうしてお母さんはあなたの暴虐を日々目にしています。多分あなたはお母さんとコミュニケーションを取りたくないと思っているでしょうが帰りたくないと思ったことはないと思います。あなたは家で基本的に好きに振る舞っているからです。お母さんは家に帰りたくないと何度も思っています。あなたに暴力を振るわれることが怖いからです。第二子と争っていきなり殴った光景は今でも忘れることはできません。私はあのとき、ただ料理の準備をしていただけでした。
人は弟に暴力を振るうべきではなく、子どもは親に対して少なくとも養ってもらっている限りはある程度の敬意をはらうべきです。そうして、生活習慣を身につける努力をしなくてはなりません。
もしそれがどうしても理解できないなら、お父さんのところに行って下さい。今のままではこの家は不幸になります。お母さんにあなたに対向する術がなく、それでもお母さんがあなたを育てようとしたら何かあったときに昨日よりももっとひどいことになることは目にみえています。それは未然に防がなくてはなりません。防ぐ方法としては、あなたがもう少しだけお母さんの言う事を聞くか、あなたがこの場所から立ち去るか、どちらかです。
お母さんの言う事とは極めてシンプルです。
ゴミをきちんと捨てる
服はかける
使ったものは元に戻す
部屋を綺麗に使う
いわれたことはごまかさずやる
嘘をつかない
弟に暴力を振るわない 自分の心がいらついていると思うときは誰にでもあるので、そういうときは自分の部屋に居る
ものや家を壊そうとしない
連絡事項はきちんと伝える 特に学校と塾のプリントはもらったその日にきちんと出す
決まった時間になったら必ずお母さんが命じた勉強のための時間を割く
お母さんには喧嘩している時でも乱暴な言葉を使わない
これだけです。これさえしていれば、お母さんはあなたの色々な努力を知っていますから、あなたに対して出来る限りの助けをします。必ずです。それからできれば、お母さんとあなたの心の調子がいいときには、楽しいことを話せればいいと思います。
中学生から高校生にかけては、誰もが脳みその発達過程で難しくなる年頃です。親と世間に不具合を見出し、自分をどうしてよいのかわからなくなる時期です。そういう中でお母さんは、あなたをどうすればよいのか悩んでいます。あなたはとても素晴らしい才能を持っており、それを現在も十分に開花させています。それを伸ばすなどとえらそうなことはお母さんには考えられません。ただ、あなたの才能が開花するのを邪魔せず、たまにそれを手助けできれば上等だと思っています。
ただ、あなたの才能を邪魔しないということと、あなたを邪魔しないというのは全く別のことです。あなたに悪い習慣が見つかればお母さんはあなたの悪い習慣を邪魔しなくてはなりません。お母さんの言葉を疎かにしてゲームに夢中になったり平気でお母さんに反抗したりするあなたを注意し阻止しようとするのは、あなたの才能を邪魔しているのではありません、あなたを邪魔しているのでもありません、ただ、あなたの悪い習慣を邪魔しているだけです。悪い習慣は直さなくてはなりません。そこを勘違いしないで下さい。
あなたが何を選ぶかは、あなたの自由です。そうして、あなたが上記を了承しなければ、本気でお母さんはお父さんにあなたを委ねる気があります。なぜならあなたが言うとおり、このままの状態であなたがここにいることを選んだら、あなたも、そしてお母さんも壊れてしまうだろうからです。けれどもあなたは多分、お父さんのところに行くのは損だということを察しています。だからここに居ようとするのです。けれどもこれからもここに居ようとするならば上記のことを守り、そしてこれからもあなたに出てきた悪い習慣を邪魔する権利をお母さんにゆだねなさい。

認められたらサインをしなさい。認められないならサインはしないでください。お父さんのところに移れるよう手続きをします。


卒業式の前夜大喧嘩し、撲殺をほのめかされた。
次の日の朝はやく目がさめたので三十分ほどで書きあげ
予定より十分早くたたき起こし読ませ
「二回読め。
同意出来るならサインしろ」
とやったらサインした。

これからも大変だろう。
だがとりあえず、第一子に自分が今思うところを伝えられたこと、
それを第一子が認めたことで、
私は私の明日に希望を持つことができる。


ガデュリンさま、記事の紹介ありがとうございました。
駄文にゅうすさま、記事の紹介ありがとうございました。

子どもたちの集合写真を取るときのTips

散漫としがちなので
「バスケゴールのポールを中心に集まれ」
とか
「サッカーゴールのポールを中心に集まれ」
とかやるとよいぞ!

というわけで
このブログをお読みの方は御存知の通り、
全然無事じゃあなかったんですが
おかげさまで第一子の小学校卒業式を迎えました。

ありがとーございました!

4キロ痩せましたよハハハ

最近腹回りがやばくなってきたんで、トレーナーの人に
「なんかこう、腹回りにきくのないですかね」
と相談したところ、

コレ
を紹介されまして。

もともと
腹筋は角度40度くらいでリバースクランチとクランチを30回くらいずつやっちゃってたんですが
これはいい!
上半身と脇と腹筋に効いてる感じ!
うちにある腹筋のは実家からもらってきた古いヤツでへーめんでしかできなくてものたりなくてのう・・・・・・。
というわけで楽天で購入。

うきうきトレーニングライフが始まるぜ! と思ったんですがね。

お母さんですからね、届いたからって浮かれてキャッキャウフフで組み立ててらんないわけですよ。
だから第一子に組み立て頼んでですね。
母ちゃん肉炒めてました。肉。夕食のね。

したら突然悲鳴が!

組みたがったばかりのトレーニング機器が撲殺のための凶器に早変わり!
なにこれ? ハリウッドのサイコホラー?

「何やってるんだー!!!」
「こいつが俺がやってるのこっそりとろうとしたんだー! 」
「いいからそれから手を離せー! 出てけー! 」
「いやだ出ていかねー! 」(第一子仁王立ち)
その間第二子は
肩甲骨抑えて転げまわってるわけですよ。
もう血の気が引きましたね。
骨でもおれてたらどーすんだボケェェェ!
しかし一方的に切れまくる第一子。
「大体Iは生意気なんだよ! ゲームすぐ教えてくれっていうくせに一緒にやったらブチ切りするし!」
「じゃあ教えるなよ! 一緒にやろうとするなよ!」
「DSだって俺は小4まで我慢してたのに小2で手に入れやがるし! 」
「それは貴様しか持っておらなんだら必ず取り合いで血ぃ見るからお母さんからの配慮だろうがー! 」
「貯金だってほとんど差がないのはなんでだ! お兄ちゃんなんだから僕が多いはずだ! 」
「そういうことは似非平等主義バラマキ財政民主体質なばーちゃんにゆえー! お母さんは小遣いお前を上にしとるだろーがー! っていうかこんな話しとったって不毛じゃー! 出てけー! 」
「いやだ出ていかないぞ! 大体ばーちゃんちにいたほうがよかったんだ! 広いし! 」
「二人とも仕事してるんだから金持ってて当たり前じゃー! ひいじいさんの遺産も入ったんじゃー! 」
「でもばーちゃんの方が母さんよりお金もらってるんだろ? 」
「仕事が違うんだから当たり前じゃボケェェェ! 」
「ばーちゃんの方が努力してるんだからたくさんお金もらえて当たり前なんだよ! 
大体お母さんには向上心がないんだよ! 上昇志向がないんだよ! 」

この段に至って
もはやきれるというより
無気力
になりましたね、私は。

母子家庭で
毎日東京にまで出てってフルタイムの仕事してですね。
仮にもなんとかかんとか家計切り盛りしてる母に向かってですね。
努力が足りんだの。
向上心がないだの。

夏目漱石か貴様ァァァァァ!

いやもう流石に泣きましたよしくしくと。

んで実家にこの惨状を伝えようと電話したんですけどね。
なんかもうアレすぎて伝えらんなくてなんでかしらんけど涙こらえながら証券会社の今回のオススメ商品について相談しちゃったりして。
とにかく第一子は自室にこもらせて、第二子はだいじょぶだっつんで寝かせて、
次の日は仕事一応行ったんですけどね。

もうほんと、帰りたくないんですよ。

あんなん見たくないですよ。実の息子が弟殴ってるだなんてね。
男兄弟だったら普通よーとかいわはるかも知れませんけど、普通だからって喜ばしいこっちゃあねぇでしょう。
でまぁ帰ったんですけど。

飯食えなくて、しょーがんなくて酒飲んでました。

次の日も仕事。朝飯は食べます。昼も食べます。
でも家でもの食えねーの。
いや外でも食べられなかった。何が食べたいのかわかんない、食べたいっていう気持ちがわかんない。
で、土曜日あたりから吐く吐く。
子どもからもらったノロなのかなんかわからんがとにかく全部出る。
で次の日寝たきり。次の週のお惣菜も禄に作れず。
月曜日火曜日も同様。全くもって食欲なし。ときどき胃酸が上がってくる始末。ちょっとこさえたおじやなんかは「あ、おいしい」って少しなら食べられるんですけどもね。一杯はダメ。

でまぁ今日ようやく仕事行けて、職場の人と話してちょっと楽になって、思ったこと。

こらぁ、ストレスからの拒食だったんじゃねぇかな、って。

だってやっぱりものすごいどうでもいいことで第一子がぶち切れて第二子殴ったりしたらショックですよ。
で、「出ていきなさい」っていったって出て行かなかったのもショックですよ。
詮方ないことを言い立てられて、そら詮方ないよと論破しきれなかったのもショックなら
「努力が足りない」「向上心がない」と実の息子に言われたのもショックですよ。

ショックなんですよ! いいんですよ!

こんなんなったのはうちが母子家庭だからとか、親としての力が足りないからとか考えなくてもいいんですよ!
あいつがあかんたれなんですよ!

ということにようやく気づいたわけです。

で、腹の具合もですね、このタイミングで治るってことはやっぱりストレスからじゃねぇかな、と。

自分どうも鈍くて
心のエマージェンシーを抑圧しがちな模様。
そうなるとエマージェンシーは体に出てくる。
だから内科的に気にするより、
自分が感じているストレスを素直に認めた方がいい、と。

そういう結論に至ったわけです。

えー、まぁ、そういうわけでですね。
納まったところで体重量ったら4キロ減ってましたよ。

という、
新しいトレーニング機器が凶器と化し
色々あって見事減量に至る
という桶屋のような話でございましたとさ。

あ、因みにうちの第二子は、次の日体操教室に行けるほどの浅い打撲でございました。
ヤツも一応手加減したようですなぁ。

というわけで、・・・・・・おあとがよろしいようで。

百物語第四夜 其の六 通夜綺譚

 仕事帰り、座席の前に二人の若者が立った。
 一人は男性、一人は女性、就職活動中の大学生か去年就職したばかりの新社会人か、どうにも初々しい感じがある。
 慣れないながらきちんと着こなしたスーツ、櫛の目も丹念にまとめたセミロングの髪、そういう「初々しさ」の記号を懐かしがりながら、自分はまたもうひとつのこの二人の「初々しさ」の秘密を解題しようとしていた。
 距離感。
 妙齢の男性と女性だ。男子学生と女子学生と言ってもいいくらいの年頃だ。そうして乗り込んできた時から親しく会話はしているがその親しさに玄妙なまでの距離がある。進展を諦めた友達同士の馴れ馴れしい親しさではなく、かといって既に男女として気心の知り合った熟れた親しさでは更にない。そんな中男性の方はこの関係の伸び代を十全に見込んでいてその上でいかに伸び代を保ったまま踏み出すか惨憺している風であった。自分は本を読む顔をしたまま彼らの言葉に耳を済ませた。彼らはこれから会う仲間について話をしている。誰彼の都合はどうだ、誰彼は遅れてくるらしい、そういう会話から、大学のサークル仲間で久しぶりの呑みでもやるのかな、と算段していた。そのうち二次会をほのめかすような話を男が振ったところ
「あたしは行かないから」
怒りすら含まぬにべもなさで女がそう返したのを他である私が冷や冷やして聞いていた。
 男性は女性にたいして始終気を使っている。こうやって二人で会うのは悪くないなぁむしろいい感じだなぁ周りには僕らどう見えてるかなぁなんてぇ期待感が見て取れる。一方の女の子はこの人悪い人じゃないんだけどネーというような、付き合うことなど考えたこともないが話をしてると結構楽しいし盛りあげようとしてくれてほんと良い人だなーくらいなまなざしである。そうは言ってもこの女性はこうして二人で電車に乗って目的地まで君と話しあうのもやぶさかじゃないと結論づけたわけだ、うまくやればもう少し距離は縮むだろうよ、ちーぢめ、ちーぢめ、などと余計なエールを内心で送っていたところ。
 「数珠持ってきた? 」
 「一応」
 
 (ああ、葬式であったか。それでは距離を縮める糧にはならんかもなぁ)

 それから二人は焼香の様式について迷い、そのうち自傷癖のあるらしい友人の話になった。弔事を前にした人間というものは、どうもそういう一種湿っぽい話題を選ばずにおれなくなるらしい。その友人がかなり病んでいることを伺わせるエピソードが、女性の口からぽつりぽつりと詳らかにされていった。こうなると彼らのこれから向かわんとしている葬式の主役は一体どんな関係あってどんな死に様迎えたのかどうにも気になってくる。それで耳を澄ませて言葉一句聞き漏らさぬよう努めておったけれども、結局その葬式は高校時分の同級生のものであることぐらいしかわからずじまいだった。
 それにしたって一体その後の自分がどうしてそんな行動をとったのか、後から考えても不思議でならない。好奇心が強いという自認はあれど、まさか自分が用もない駅で降りキヨスクで弔事用のネクタイと不祝儀袋とを買って彼らの後を追い始めるとは思っていなかった。どうしてそんなに興味を持ったのかわからないが、多分若いはずの彼らの同級が亡くなったその理由、そしてまた果たしてこの若いふたりが男性の心のままにもう少し距離を近づけることができるだろうか、そんなことが気になって見届けたくなったのだろう。大体葬式には一人や二人あまり見覚えのない人が紛れ込んでいるものだ。自分は何食わぬ顔で見知らぬ誰かの冥福を祈り少し飲み食いしながら彼らの様子を見ればいいのだ。そうしてもしできるなら二人だけ外れて二次会にゆくのを見届けてからすっきりと帰路に就きたいのだ。大概暇な話だがどうしてかそのときはそれが自分が果たすべき大切な責務とばかり思い込んでいた。そうして少しの距離を保ちながらあらかじめの参列者のような顔で彼らを追い会場あたりにたどり着いたのだが・・・・・・。
 (や、これは・・・・・・)
 ひとりごちた。都心行きの電車の駅から大して外れてもいないのに急に随分田舎である。畑があってぱらぱらと平屋がある、その平屋にの一にぐるりと鯨幕が引いてあり、受付はあるが誰も番がいない。
 人手がないにしてもおかしいだろう。私はあたりを見回した。夕暮れを過ぎているのに周りの家には灯の気配がなかった。この家にも人の気配があるようには思われなかった。これからこの二人と自分の他に人の来る様子も伺えなかった。このガランドウのような家の中に某かの死体が転がってあるのだろうか。そういうのはどうも異様に思われるが、どうなのか。
 程なくして奥から老婆が出てきた。老婆は始終俯いておりその顔がよく見えなかった。またその声もくぐもってよく聞こえなかった。老婆は記帳台の裏にまわり芳名録を男性と女性とに勧めた。そうして低いところから私に向かって訝しそうな目をやった。
 私は戸惑った。もっと、通夜といやぁもっと人が来るもんじゃあないのか。まさかこの二人ぎりしか呼ばれていないのか。はなから自分は呼ばれた客じゃない。だがそれにしたって、呼ばれていない客がすぐに見分けられるほど、この通夜は限定された通夜なのか。
 そうは言っても自分は黒のネクタイ締め手には俄の不祝儀袋を持っている。入場料という気持ちで納めようと思っていた千円札も入っている。ここで「違います」なんて帰るのもいかにも不自然だ。そう葛藤していると、ふいに声をかけられた。
 「・・・・・・あんたも××の高校のときのお友達かい」
 「あ、いえ・・・・・・」
 年頃が違いすぎるだろうといいたげあからさまな疑いのやり場に困窮した。といってどのような接点を提示すればうまく治まるのか検討もつかない。ありそうなのは大学かバイト先だが、果たして大学に行っていたのか、バイトをしていたのか、それすらもわからない始末。
 「あの、以前、お世話になりまして・・・・・・」
 仕方なく私は最も大雑把な常套句を持ち出して裁定を待った。老婆は暫く静かだった。何かを推し量っているようだった。そうして、
 「本日はわざわざおこしいただきまして云々」
 という古い佃煮のような型通りの挨拶をした。

 こちらです、と案内された先には、簡素な白木の祭壇、その周りに咲き詰められた白菊の花、そうして真ん中にぼんやりとした男性の顔写真があった。手前には棺があり、焼香用の香炉が捧げてあった。座布団はこぢんまりとした部屋一面に敷き詰められていたが、座る者がいたのは三枚だけ、まだ寒い折だというのにストーブの準備一つなく、コートを脱ぐのも躊躇われた。
 「さぁさ、どうぞどうぞ、××が寂しがりますから」
 そういって男性と女性は正面に座らされ、そうして私はそこから一つ離れたほぼ正面に座らされた。それぞれ数珠を手のひらにからめて居住まいを固めている様は、死人の冥福を祈るというより気を抜いた折の憑霊を封じるためのような、そんな用心にしか見えなかった。老婆は他のお客様のご案内があると言って出て言ってしまった。そういえば通夜とはどのような式次第でなされるものかすっかり忘れてしまっていて、やれることといったらただ二人の振る舞いと言葉とを観察することぐらいだった。
 「他にもくるんじゃなかったの? 」
 「うん、だってサトからメール回ってきたんだからね。遅くなるならそういやあいいのに」
 「メール打った? 」
 「それが圏外」
 薄紙のような不安が振る舞いごとに張り付いている。遅れている、遅れているのだな、しかしこの事態はどうしたことだろう。
 坊さんの来る気配もない。
 男性と女性とは顔を見合わせた。それに便乗して私も目をやり、いくばくかの不安を共有することに成功した。それでもまだ親しく話す程には至らなかった。
 そのうち静かな音楽が流れ始めた。優しげでなだらかで特徴のない眠たくなるような音楽だ。そうして録音されたナレーションが、××君の半生を語り始めた。
 曰く、××君はとある海沿いの街で健康に生まれすくすくと育ったが小学生の折に両親が離婚、祖母に預けられて育てられた。小学校、中学、高校と上がってゆくにつけ酷い苛めに遭い、卒業と同時にひきこもるようになってしまった。そうして先日切りすぎた足の爪から入ったバイキンが全身に回ってあっけなく死んでしまった。
 ××君は、自分のことを助けてくれた人は一人もいなかったと言っていた。××君が知り合った人は、××君を助けなかったから、みんな悪い人だ。
 卒業して四年間、他の人たちが人生をのびのびと楽しんでいる間、××君はたった一人で誰をも信じることもできぬまま、苦しんでいた。折角生まれてきたのに、何を楽しむこともできなかった。
 ここに参列した人はみんな悪い人だから、罪を償わなくてはならない。あなたたちの苦しみとあなたたちの命とあなたたちの周りの人が折られてしまったあなたたちの人生を惜しんで悲しむ様が、僕への何よりの
 「お香典だよ」
 明らかに異なる声色が、棺から聞こえたように思われた。
 
 悪意の毒が大気通じて体に回ったかのように。

 酷く頭が重い。何気のせいだと思おうとしていたが、そのうち吐き気や目眩までするようになった。手足は痺れたように冷えている。
 隣の二人を見た。女性の方は姿勢を保っておられぬ様子、男性は女性を支えてやっているが息を荒らげている。

 「ねぇ、八坂くん、樋口さん。
 もう、死んだ? 」

 もう一度、確かに棺から、声が聞こえてきた。

 わぁぁぁぁ、応えるように女性が泣き始めた。ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ、しゃくりあげるように叫んでいる。男性の方が中毒が深いのか、ただ青ざめながら女性の背中を宥めるように撫でてやっている。
 彼らはもうすっかり諦めているように見えた。

 だが私は諦めるわけにはいかなかった。なぜなら私は、無茶苦茶な話だが、彼にも彼らにも無関係だからだ。
 報いなぞ私の上に落ちてくるはずはない。
 では何か他に原因があるはずだ。
 
 ここに入ってから何かを喫食した覚えはない。そうであれば服毒のおそれはない。
 大体この身体症状は何か覚えがある。薬物とは違う何か・・・・・・。
 ふと棺が目に入った。
 そこから何か禍々しい霊気のようなものが立ち上がっているように思われて、私は重い足を奮い立たせながら棺に向かった。冒涜を承知しながら棺を開く。
 大量のドライアイスがそこにあった。
 私は色を失くした。大人一人前用の棺には確かに白い遺体があった。だがそれはようやく顔しか見えぬほどで、余った空間にはみっちりとドライアイスが詰めてあったのだ。
 棺から静かに流れ出す白い気体。
 それだけではなかった。近づいてみれば、祭壇に引き回した白い幕の後ろからも、白く細い気体が絶え間なく滴り落ちているようだった。
 (二酸化炭素中毒か! )
 どれだけ貯まってしまったのか、とにかく立ち上がって少しでも二酸化炭素の沈殿から逃れねばならない。自力ではもはや立ちづらいほどの状態ながら壁に寄ってなんとか立ち上がると、彼ら二人にも立ち上がるよう促した。
 「無理・・・・・・」
 女性が涙を流したままうつろな目で言った。
 「これは××君の呪いだから・・・・・・私たち、直接いじめには関わらなかったけど、知らないふりをずっとしてた・・・・・・その報いだから・・・・・・」
 その言葉を聞いて、理不尽なほどの怒りがこみ上げてきた。
 「お前らは馬鹿か! 呪いなんかじゃない、これは多分あの婆さんの逆恨みの復讐だ! 体が動かないのはドライアイスの二酸化炭素のせいだ! 今なら間に合うから早く外に! 」
 惑乱のため動こうとしない二人を引きずるようにして扉に向かう。部屋の扉は開いていた。
 が。
 その先にある玄関に向かう扉が、開かなくなっていた。
 何か重いもので塞がれているようで、微動だにしない。
 見回してぞっとした。
 この空間には窓がない。
 
 時間の流れが遅いように思われるのは中毒のせいか。覚束ぬ頭で抜け出す術を模索した。まず思いついたのが木造であれば燃やしてはどうか、ということ。ライターを出したが点かない。当たり前だった。だが微かに希望を託してもいた。
 持ち合わせている十徳ナイフの錐で壁に穴を開けてそこから脱出口を開いてはどうか。
 無理だ。木造とはいえ、どれほどの厚みがあるのかわからない。穴が開いたからと行って二酸化炭素が思うように排出される見込みもない。
 何かないか。
 この閉鎖空間に風穴を開けてくれるもの。

 「君たち、ペットボトル持ってないか! 」
 それは立派な思いつきだった。あのときの自分を褒めてやりたい。
 幸いなことに、女性も男性も、飲みかけのペットボトルを一本ずつ持っていた。そこに棺の中のドライアイスを詰める、詰める。一杯に詰めた後、塞がれたのとは逆の廊下の隅に一つずつ置き、蓋をきっちりと閉める。
 それから××君の遺体のある部屋の隅で、待った。
 爆発を。

 近所の住民の通報でかけつけた警官に救出され、私たちは事なきを得た。人気のない地域とはいえ爆発音は耳目を集めるに十分だったらしい。

 結局、これは××君が自分の死を餌に企んだ犯罪計画だった。

 実行犯は祖母。息子にも嫁にも裏切られ、大切な孫の生きる希望どころか命までも失われ、自分が孫のために叶えてやれる最後のこと、と思ってやったとのこと。
 そして、最も驚愕すべきは、この手口で既に死んだものがいたらしいということだった。
 あの祖母は、私たちの前にも、別口の同級生を誘引し、あの部屋で殺していたそうだ。
 その遺体は、引幕の裏に隠してあったらしい。
 詳しくは教えてもらえなかったが。

 警察に自分の立ち位置をわかってもらうには非常に苦労した。
 自分もまさかこんなところに巻き込まれるとは思わず、あんな気安い真似をしてしまったわけで。
 だが、職場の同僚が
 「彼はそういうことを悪意なくやらかしかねない、他意はないが好奇心に我慢の効かないタイプだ」
 とよくわからない擁護をしてくれたおかげでどうにか痛くもない追及から解放されることができた。
 それであの二人はどうなったのか。
 吊り橋効果で二人の仲が近づくかと密かに目論んでいたが、後味が悪すぎてダメだったようだ。
 逆にその後彼女の方から私に連絡があった。
 命の恩人にお礼をさせてください、と。
 だがこちらはどうにももっと後味が悪かった。そもそもこんな奇矯な行動を取るような男に無防備に近づこうというのはどうかという思いがある。なるほど私は彼女の命の恩人かも知れぬ。何もできなかった同級の男性より頼もしく見えたのかも知らん。だが、そうじゃない。
 
 (私は、君と、彼とが、仲良くなるところを見たかったんだよ)
 
 苛めに加担した、または改善の労を取らなかった同級生、教師、自分を餌にした殺人計画を立ててそれを祖母に実行させた××君、言われるがままに実行した祖母、何もできなかったがかばおうとした同級生の男性よりも見知らぬ行きずりの葬式に思いつきで出るような奇矯な男性を選ぼうとする女性、××君を捨てて顧みなかった両親、そして何よりも、ただ電車の中で見かけた男女の行く末と葬式の主人公を知りたくて縁もゆかりもない通夜に出て犯罪に巻き込まれるような男。
 どいつもこいつもバカでエゴイスティックだ。
 だから私もそのバカとエゴイズムのまま、彼女と連絡をとらずじまいにした。














プロフィール画像を描いてくださいました
BREAK LOOSE」はあまだん@くしかつさまから
お礼がわりと称して無理矢理もぎ取ってきたリクエストから書き起こしました久しぶりの幻想譚です。

あまだん@くしかつさま、少しでもお気に召しましたら幸いです(´・ω・`)

ネコタ斑猫 拝

子どもの育て方を間違ったかな、とか一瞬思っちゃったんだけどね。

次の瞬間にね。
子どもの育て方を間違いっぱなしっになるってのは
不可能なんだよなぁ、ってことに気づいたわけだ。

だって
母ちゃんはここにいて
子どももそこにいるわけだよ。


母ちゃんが
子どもの育て方を間違ったかなって
気づけたんだよ。

したらばさぁ。

母ちゃんはこれから
自分の育て方を改めることができるわけだよな。

今とは違う育て方を
模索するための気づきを得たわけだからな。

つまりだな。


kosodate2.jpg

子育てが終わるのは
死ぬときだけだ。
それまでは
何度間違っても
その分だけ改める機会がある
さらばくれぐれも
間違うことを恐るるなかれ。
そしてまた
改めることをゆめ躊躇いたもうことなかれ。

ドラクエの中の人に失礼だろうが!

第二子に勉強を教えてたんですよ。。
ウチで使ってるのは文英堂のくわしいシリーズ
こちら東京丸善で時間かけて選んだ中で一番秀逸。
ポイントは
・一年ごと分冊で開きやすく且つ子どもが圧倒されない厚さ
(4・5・6年合冊になってる奴があるけどアレ「こんなに勉強すんのかー」とか「開きにくい」とかゆー理由で子ども嫌になると思うし改訂に耐えられねーから出版形式見直した方がいいと思うぞマジで)
・章の最初に見開きで簡略な学習内容がありその後例題→問題、最後に中学受験問題がまとめとして出るという必要にして十二分なシステム構成
(別に中学受験問題がつるつる解けるようになれっつーんではナイ。中学を受験するお友達というのはこのくらいの内容をやっているんだよ、ということを知って置くだけでヨイ)
・情報量が豊富。写真がカラー、全体的に見やすい。
(三色刷りのとかありますからね、今でも)
の三点。

で。
角度の問題。
最初は分度器で測るヤツ。それはいい。測り方も問題なし。
次の三角定規組み合わせた角度を答えるって問題。
それも全部分度器を使って測っちゃったわけだ。
で、見てたお母さんは当然注意する。
「お前それ計算で出さなきゃだめだよ」
「いいじゃん分度器使ったって」
「いや、ここにも書いてあるじゃん、「分度器を使わなくても三角じょうぎのそれぞれの角度がわかっていれば計算でもとめられます」って」
ここで早切レ。
「気がつかなかったんだよ」
「じゃ今読めよ」
「答えもう出てるんだからいいじゃん! 」
「いや、これ計算で求める方法を覚えるための問題だからちゃんとそのとおりにやらなきゃだめだよ。三角定規の角度わかるだろ? それで計算すればいいんだよ」
「うるさいな、三角定規何度か忘れてたんだよ! 」
「いやだからここに書いてあるだろ。見ろよ」
フツーに諭しているつもりなのだが聞きゃしねぇ。
挙句テーブルを叩く、プリンタを殴りつける真似をする、足を踏み鳴らす。

うちはマンションの三階なので床を踏み鳴らすのはご法度。
にも関わらず禁を破り、更に狼藉の数々。
許すまじ!

「お前なぁ、ドラクエのキャラクターとか
「呪文覚えんのめんどくせぇよ! 」
とか言っていつまで経っても覚えなかったりするか?
「モンスターと戦うのなんかやってらんねーよ! 」
っていって逃げたりするか?
もしそういうキャラクターだったらお前ゲームやろうと思うか?
やんねーだろ? 
レベル上がったらきちんと呪文覚えるし、強い敵に遭っても勝手に逃げたりしない、だからお前ゲームを続けようって思うんだろ?
「難しいからやだ」「めんどくさい」とかいって呪文覚えなかったり、ちょっと強い敵に遭ったらすぐに逃げたり、戦うのめんどくさくなったら逆ギレする
お 前 み た い な キ ャ ラ ク タ ー
だったら
こ ん な ク ソ ゲ ー や っ て ら れ る か !
って辞めちまうだろ? 
でもゲームのキャラは、呪文はきちんと覚えてくし、強い敵に遭っても逃げない、戦うのめんどくさいって逆ギレもしない。
お前とは違うよなぁ。
更にいやぁ、ゲームのキャラってのは、逃げてもいいって命令されて初めて逃げられるんだろ?
お前に。
温かい部屋で死の危険なんて全くない中でぽちぽちボタンおしてるだけのお前に
「逃げてもいいぞ」
って命令もらって初めて逃げられるんだろ?
それまでは死ぬかも知れなくても戦い続けるんだろ?
今までだって何度か全滅したりもしてるわけだろ?
「まだいける」とか「あと少し」って思って追い込んじゃうんだろ?
おこた入ってぬくぬくしてるだけのお前が。
かわいそーだなー。ゲームのキャラクターとはいってもさー、全滅ってのはキツイよなー。自分もすげー痛い思いして、仲間もばたばた苦しんで死んでくの見なきゃいけないんだろ? やっぱかわいそーだよなー。
でもそうやって追い込んでるのは、目の前の勉強ごときに逆ギレしてすぐに逃げちゃうよーなヤツだぜ?
それ、恥ずかしくねぇの?
お前が好きでよくやってるゲームのキャラクターに恥ずかしくねぇの?

お前がドラクエが好きで、ゲームのキャラクターが強くなっていろんなミッションこなして最終的に世界を救ったりするのをかっこいいって思ってて、そういうキャラクターのことを時には死ぬまで戦うよう追い込んだりしてるんなら、お前もせめて逃げないで勉強くらいしろよ! 
まずは落ち着くために水でも飲んで、それからここにある三角定規の角度覚えて、それから問題読み直せよ。段階踏めばわかるようになってるからっもっぺんきちんとやってみろ!」


等とかましたところ、急に神妙な顔つきになって、最後まで問題をやったのだった。

が、この記事を書くために改めて参考書開いたところ、今年度後一月なのに、カリキュラムの半分までしか進んでないことに気づいたのだったorz
プロフィール

ネコタ斑猫

  • Author:ネコタ斑猫
  • オリジナル百物語サイトバー理科室の管理人。本家サイトでは400字×20枚内読み切り短編連載中。死ぬまでに千物語を完成させるのが目標。
    プロフ画像は山田芳裕著「へうげもの」より。古織いいよ古織。
検索フォーム
最近の記事
カテゴリ
リンク
最近のコメント
月別アーカイブ
RSSリンク
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のトラックバック